コロナ禍の過去を変えて心の幸せを取り戻す方法【斎藤一人】
これまでずっと不幸を感じて生きてきた人が、過去のことは一切忘れて、今この瞬間から幸せに生きていくことはできると思いますか?おそらく、ほとんどの方は、「過去は変えられない」という誰かから聞いた言葉を鵜呑みにして、今と未来にだけ焦点を当てていると思います。実は、私もその考え方でした。でも、過去にずっと不幸を感じて生きてきた人は、その不幸を感じる「思考癖」がついてしまっているので、過去に対する解釈を一つ一つ黒から白に変える作業をしないと、今だけを見ようとしても「心の苦しさ」から抜け出すことが難しいんですね。なので、今と未来を幸せに過ごすためには、「過去の解釈を変える」必要があるんです。
例えば、不幸な思考癖が身についている人は、「コロナのせいでみんなが苦しんでいる。この先の未来はもっと苦しくなる。。」と考えがちですが、世の中には、毎日幸せに焦点を当てて、気軽な気持ちでニコニコしながら笑顔で過ごしている人もいます。もしかして、「一人もいない」と思っていませんでしたか?また、「貯金ができなくて将来が不安で苦しい」と言っている人もいれば、借金があっても前向きに感謝の言葉で毎日を過ごしている人もいるわけです。この思考癖を改善するためには、過去の出来事一つ一つに対して、「~のせいで」を「~のおかげで」に転換する必要があります。
今は、「コロナのおかげで得になっていることなんてないよ!」と思うかもしれませんが、過去の失敗や挫折を振り返ってみると、「あの出来事のおかげで今の環境がある」「あの気づきがあったらから軌道修正できた」と、そういったものがいくつも出てくるはずです。そうやって『幸せの思考癖』を習慣にしていった時、こういったコロナ禍においても、心の幸せを感じながら、アフターコロナ(ウィズコロナ)の世界を明るく生きていくことができます。中には、「自分は心の傷を抱えている」という方もいますが、斎藤一人さんの教えにもあるように「心」に傷がつくことはありません。大事なことは、あなた自身の過去に対する「思い(解釈の仕方)」を変えられるかどうかです。