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若手による初任研

なんだよ。若手による初任研かよ。と思った方も、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。


今回は、5月23日のオンラインセミナー第3回「パワハラを耐え抜いた若手の初任研(学級経営・授業づくり)」を通して、得た学びをアウトプットしていきます。


登壇者は、トビ先生。

公立小学校教員をやめて、新しく学校立ち上げに携わっている先生です。


トビ先生は、ひどいパワハラを受けていました。詳しくは、あまり聞いていません。しかし、トビ先生の人柄的に人を悪くいうようには思えないので、きっと相当だったのでしょう。


そんなトビ先生からでたキーワードは、「学び方を考えてみる」

・どういう風に授業を作ろうか?

・どういう風に学級を作ろうか?


さまざまな実践本が多く出され、非常に多くの「具体」的な教材や指導法をすぐに手に入れることができるようになってきた。もちろん、前回までのセミナーの実践もその一部である。トビ先生も実践本やネタ本を何冊も買い、それらを読んでいたそうだ。


しかし、トビ先生は現在このように考えている。

「氷山の一角を見てはいないだろうか?大切なのは見えない部分である。」

さまざまな実践の中には、子どもの実態、実践の背景、教員の人柄、時代、地域、大事にしている価値観など、千差万別の見えない部分がある。


だからこそ、「実践をつくっていくことで学ぶ」ことが必要であると話す。

そのために必要なものは、具体もあるが、その具体に至るまでの抽象(理念)である。この「具体」と「抽象」を行き来することが必要ではないか。と話しているように感じた。


現在、新たな環境に異動し、「よい教室はよい職員室から」を感じるようになったという。そして、「よい職員室」とは「雑談の多い職員室」だという。


最後に、印象に残った言葉を記す。

「私たちは10年かけて寿司を握っていないだろうか」

私たちは、「指導法が・・・」、「教材が・・・」、「挙手が・・・」とさまざまなことを考える。もちろん、わたしも考えている。しかし、子どもにとっては、「授業が楽しい!!」などが大切である。


「教師にとってのよい授業≠子どもにとってのよい授業」これを改めて感じることのできたセミナーであった。


次回は、育児セラピスト、高橋さんのセミナーでの学びを記事にしていく。


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