国内の先生を紹介したい!
一昨日開催された、オンラインイベントの録画された動画を視聴しました。
そのイベントがこちら。
GTPと呼ばれる、教育界のノーベル賞を受賞した、2名が登壇されたのだ。
GTPについては、バーキー財団が設立したのだが、その理念というのだろうか?が素敵なので、ここで紹介する。
At the Varkey Foundation, we believe in a quality education for every child.
お話ししてくださったのは、
□高橋一也先生
高橋先生が話していたのは、
『手を動かす』ことの効果。
『手を動かす』ことで、負荷が加わる。この負荷が、脳の活性化には不可欠で、学びの能率がいいそうだ。
高橋先生は、レゴを用いている。レゴを使うことで得られるものは、手を動かすことができるだけでない。知識な思考をレゴというモノで表現することができるそうだ。
この表現されたものが言葉となり、共有されることで、学びの共同体が形成されるのだという。
海外の方も、よい学びを得るには協働学習と共創作が大切だと話していたらしいが、一緒に何かを作ったり、示したりすることで共同体がつくられ、成長できるのかもしれない。
□正頭英和先生
正頭先生が話していたのは、大きく3つ。
1.知識の差はICTが埋めてくれる
2.学校を知識ではなく体験を与える場に
3.問題解決力から問題発見力への転換
これらを順に書いておこうと思う。
1.わたしたちには、知識の差がある。しかし、時代はインターネットが流通し、調べることができる。だからこそ、知識の差はICTが埋めてくれるのだ。
2.そこで大切になるのが、学校の存在意義である。知識をICTが埋めてくれるならば、学校で何を学ぶのか?ということである。
ICTにはできないが、学校にはできること。
その一つが、『体験』である。具体的な『体験』を通して、知識を身につけるのだ。簡単にはできないが、子どもにとってはおもしろいものになるのだろう。
3.そして、そんな体験活動をはじめとした、学習をしていく中で、どんな力を身につけるのか?ということである。
正頭先生が話していたことは、『問題発見力』である。この問題発見力というのは、あまり聞き覚えがないかもしれない。
『問題発見力』とは、自分が問いをもち、その問いの答えを自分なりに導き出す力である。この力を育む際に必要なことが、教員の想像力である。思考の枠をひろげ、意識の外にある問題を自分なりに見つけていく必要があるのだそうだ。
さいごに
これらのことについて、記事にも触れられていたので、ここで紹介しておこうと思う。
おまけ
リアルで、参加された方のアウトプットは、こちらの記事から読むことができます。
12月6日にはアフタートークを開催するので、ぜひノーネームの雰囲気を感じてください!
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