意見の伝え方の大切さについて〜ROCK IN JAPAN FES 2021の中止に関する周辺事項から感じたこと
ROCK IN JAPAN FES 2021の開催が残念ながら中止になってしまいました。
7月7日の正午に発表され、出演予定のあったアーティスト、今回は出演予定は無かったが過去に出演してきたアーティスト、音楽が好きな人たちなど様々な意見が出され、
またROCK IN JAPAN FESのプロデューサーの渋谷陽一氏の開催中止に関する文章で出された茨城医師会に関して、要望書を提出するプロセスや時期などさまざまな要素から大きく炎上する事態になっています。
そう言った中で、個人的に感じたのは「意見を出す」という事に関してです。
意見を言う、言わないはそれぞれに考え方の違いがあり、
個人的には意見は言うけど、言い方や伝え方には極力注意を払うようにしています。
(まだまだ至らぬ点もありますが、その都度反省し次に活かしております)
その上で意見を言うことを人に無理強いするのは違うんじゃないかなと思います。
「同調圧力になるのも違う」んじゃないかなと思います。
怒る時は怒る必要があるのも事実ですし、それがなければ「全て是」として受け止められうるのでそれはそれで避ける必要があると思います。
その中で怒り方によっては人の支持を得るどころか遠ざけてしまう事になり、場合によっては自分の反対側にいる人たちを勢いづけてしまうということも十二分に考えられるところです。
それを避けるためには、冷静に感情的な言葉遣いや言い方をせずに伝えることが第一だと思います。
相手や自分の反対側にいる人にも意見を伝えるということが大事になってくるわけで、
その時に相手や自分の反対側にいる人を罵倒したり、上から目線になったり、汚い言葉遣いや言い方をするというのは出来る限り避けた方が良いなと改めて思います。
むしろ反対側にいる人たちを味方にしていけるように伝えて形にすることが大事だと思います。
人間なので間違うこともあるし、そう言った言葉を使うこともありますが、
その後は猛省して学んで進んでいくということも大事だと思います。
出来れば過去や他の人の振る舞いを見て反面教師的な意味で学ぶというのが出来たらなお良いなと思います。
意見をぶつけて終わりじゃなくて、意見を伝えて「じゃあここからどうしていこうか」という次の展開を始めていくという事を次のゴールとして、
これまでの伝え方や言い方などを継続しつつ、次のタームに向かっての建設的な議論を始めていくのが大事なのではと改めて感じています。
ぶつけて終わりだと何も変わらず、むしろ分断の溝が深くなっていくリスクが大きくなっていので、
それを防ぐために「どこを解決点とするか」というところを互いに擦り合わせて、
そこに至るまでのプロセスでこれまでの問題点を洗い出して、議論を進めていく事が重要だと思います。
これが当たり前だとか綺麗事だとしても、そこに立ち返って話を進めていく事がここから先に進んでいくために今は必要だと思います。
ここに立ち返っていく段階に今はあると思っていて、もう少し良い未来を迎えるためには必要な事だと思います。
今ここから始めていきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。