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株式会社Metagramの社名とロゴに込めた想い

株式会社Metagramは「日本を図解先進国にする」という壮大な風呂敷を広げて立ち上げた会社だ。僕は図解が日本人のアイデンティティと呼ぶべき慣習・強み・誇りとなれば、日本の経済・教育・文化の再興ができると確信している。

Metagram(メタグラム)という名前はご想像の通り、meta(メタ)+diagram(ダイアグラム)の組み合わせである。

metaは、一般的には「〜を超えた」「〜についての」という意味を持つ接頭辞として使われる。ギリシャ語の「μετά(meta)」に由来し、「後ろ」「超越」「変化」といった意味を持っている。哲学や学問の領域で使われる場合、物事を超越して、それ自体を客観的に捉えたり、それについて考える視点を指す。メタ認知などの言葉がいい例だ。形而上学という学問そのものがmetaともいえる。

一方、diagramという言葉も「図」「図解」という意味を持つが、哲学的な視点だと少し複雑で構造的な意味を深化させる。哲学におけるdiagramは、単なる図や図解以上の意味を持ち、抽象的な概念や思考の関係性を視覚的に表現し、理解を深めたり、新しい思考を生み出すための言葉として用いられる。

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「図解思想家」髙野雄一の日常生活。図的な瞬間を徒然に切り取るエッセイみたいなもの。意味があったりなかったりする。週1~2回くらい更新します。

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