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ZOOM会議に効果音をいれて超楽しくするには

拡張現実(AR)は、音声からはじまる…というのが以前からの持論。そんなわけでZOOMの会議に、効果音をブチ込める環境を作ってみました。

会議中に、Hahahaha!とかOhhhhh…みたいな、アメリカンなアクションやりたい!ファンファーレやドラムロールとか、拍手やブーイング、ズキューンとか鳴らしたいじゃない?

ユーザー体験が超変わる!!と思ったのですが、ググってもでてこなかったので環境構築してみました。

環境概要

物理機材はなしソフトで解決。バーチャルミキサーを使って、マイクと各種音声アプリのサウンドを合算します。初回設定20分。会議前設定30秒ぐらい。ZOOMには、バーチャルミキサーを擬似マイクとして設定。こうすることで、様々な効果音や音楽、楽器をZOOMに流しこめます。

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バーチャルミキサー

音の合成には、Loopbackというアプリを使います。このアプリは、複数のオーディオインプット(マイクや楽器、各種アプリなど)を1つのオーディオインプットに合成してくれます。


オーディオプレイバック

効果音をクリック一発で再生するためのアプリです。これに色んな効果音をセットするわけですね。Loopbackと合わせるならFarragoなどがよさげ。

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ただオーディオプレイバック系のアプリは、無料のものもいっぱいあります。無料だといくつか試したなかだと、Koala Samplerが簡単そうでした。


効果音

権利処理をクリアにしつつ安価に構築するために、シンプルに効果音販売サイトAudiostockに頼ります。拍手、笑い声、バキューン、オーォ、ファンファーレ、ドラムロールあたりを抑えておくとよいでしょう。凝りたい人はオープニングとエンディングソングも。


実際のつなぎ方

Loopbackで、以下のようにマイクや各種音源アプリをたばねて、1つの新しいOutputChannelを作ります。単純にSourcesとOutputChannelの「+」ボタンを押して、インプットをX個、アウトプットを1つ作ります。

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Sourcesの列の上あたりで、構成に名前をつけられるで、わかりやすい名前をつけときます。ここではZOOM SYSTEMとしました。

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オーディオを再生するアプリで音をならしてみれば、サウンドが混ざっていることがわかります。

ZOOM側の設定はシンプルです。Loopbackを起動しているとZOOMのマイクを選ぶところで、先ほど作った構成「ZOOM SYSTEM」が選択できます。


自分で確認するには

バーチャルマイクとしてZOOMに送り込むので、効果音は自分のスピーカーでは聞こえません。イヤホンを持っている場合は、Loopbackの画面で一番右にMonitorsという項目をつくれば、アウトプットを確認できます。(ただし、スピーカーから出すと、マイクと無限ループしてハウリングしちゃう)。あくまでヘッドホンやイヤホンで運用する人のみやりましょう。

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自分の場合は、こんな感じで「効果音はモニター(イヤホン)に送る」「自分のマイクはZOOMにだけ送る」という風に、複線方式にしました。


まとめ

というわけで、noteのカイゼン会議でも使ってみましたが楽しいです。よいニュースのたびに拍手を鳴らすの楽しい!これは、みんな導入すべきだなと思いました。

・Loopbackなど仮想ミキサーで、マイクと音声再生アプリを混ぜる
・音声再生アプリは音がでればなんでもOK
・自分の環境で確認しながら配信するならイヤホンは必須。

それでは皆さん、よいZOOMライフを!

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