幻想水滸伝【ゲームタイトル勉強会】 #30
「ゲームタイトル研究」では、毎回特定のタイトルについてみんなで"広めに" "浅く" 調べています。"ゲーム研究とはなんぞや"という方の足がかりになったり、”近藤史一 ゲーム研究会”に興味を持つきっかけになってくれればいいなと思っています。
みんなで調べている様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信しています!
実際の配信のアーカイブはこちら↓
本日の主な参加者
その他Twitchのチャットでご参加いただいた皆様
1.なぜこのゲームにしたのか
私のリクエストですね
私は全く知らないです、、、
元になってると思われる「水滸伝」についても全くわかりません。。。
まあ水滸伝が一番マイナーな感はある>三大奇書
あとは、幻想水滸伝のスタッフが「百英雄伝」という新しいゲームを作っているという話題もあったからでしたね。
2.プレイ勢・未プレイ勢
・プレイ済み
・未プレイ
3.ゲームの基本情報
タイトル名(初代)
発売日
4.メーカー
パブリッシャー
デベロッパー
5.配信ガイドライン
コナミは統合されたガイドラインは無くて、タイトル個別のガイドラインがあるのみで、他は言及していないんですよね。
そしてその個別のガイドラインには幻想水滸伝はありませんので「なし」という事になりますね。
おお。珍しいですね。
言及していないので、「ダメ」と捉えておいたほうが良いかと思いますね。
6.どんなゲーム?
モチーフになっている「水滸伝」のストーリーは、ざっくり言うと
国が荒れていて、梁山泊に集まった108人が、悪代官を打ち取るというような内容だったと思うのですが、幻想水滸伝はどんな感じなのでしょうか。
解放軍と帝国の物語りで、大筋は近いかと思いますが、魔法とか出てくるのでかなりファンタジー化されていますね。
・ジャンル
みなさんの思う幻想水滸伝シリーズの特徴を教えてください!
未プレイの方は質問をしてください!
・特徴(配信中の聞き取りによる)
7.107人の仲間達
107人仲間がいる
仲間を集めるのが大変
一人一人集めていくので結構集めるのが大変なんですよね。
主人公+107人の仲間ですね 全員バトルはできなかったり幻想水滸伝2だと戦争イベントでしか使えないキャラとか
仲間が増えると戦争パートで有利になります。
戦争イベントちゃんとやらないと平気で戦死して、その後使用できなくなったりします…
8.ストーリーの始まり方
話の始まりはどんな感じなのでしょうか。
悪政耐えられん!一揆じゃー!って感じなのでしょうか。
ひょんなことで解放軍のリーダーに出会う。
主人公はどちらかというと巻き込まれていくイメージですね。
少々ネタバレになりますが、世界に27個しかない「真なる紋章」のうちの一つの「ソウルイーター」という魔法的な物を、親友のテッドから受け継ぐことになるところから物語は始まります。
ソ、ソウルイーター?!横文字?!
人の名前も横文字ですね
Wikipediaのあらすじ見てると横文字の名前ばっかなんだけど人物はモチーフの元になっている「水滸伝」とは違うのかな?
Wikipediaに書いてあるキャラクターを読み上げますね.
ビクトール、パーン、レパント、バレリア、、、
全く水滸伝とは違いますねw!
そもそも中国人の名前じゃないですしw
紋章設定は、ゲームのですか?水滸伝もともとのですか?
魔法みたいなものですから、ゲームオリジナルでしょうね
水滸伝にはそういった設定はありませんね。
天○星と呼ばれる36人と、地○星と呼ばれる72人がいたりはしますが。
それは幻想水滸伝にもあるのでしょうか。
幻想水滸伝でも「天〇星」「地〇星」みたいなのがキャラクターそれぞれに割り振られてますね。
その星の名前は、幻想水滸伝(初代)~幻想水滸伝Ⅴでそれぞれ登場人物が違うので、108人別のキャラに振られていますね。
9.ストーリー的な共通点
幻想水滸伝(初代)~幻想水滸伝Ⅴで世界感が違うんですか?
世界観は同じですが時代が違うので、それぞれのナンバリングタイトルで違う108人が出てきたりします。
え~覚えられない!
それは名前覚えるのはきついですね、、、
151匹のポケモンでも当時限界だったのに、、、
幻想水滸伝Ⅱは幻想水滸伝(初代)の3年後なので、通して出るキャラもいますね。通して出るキャラは同じ星だったと思います
幻想水滸伝Ⅱで出てきたキャラが若返って幻想水滸伝Ⅴに出てきたりしますねw
時系列的には
幻想水滸伝Ⅳ→幻想水滸伝Ⅴ→幻想水滸伝(初代)→幻想水滸伝Ⅱ→幻想水滸伝Ⅲ
ですからね。
じゃあシナリオにかかわってこないキャラも多そう
このキャラ数でSRPGじゃなくてRPGっていうのがすごいな。
SRPGパートもあるみたいだけど
10.戦争イベント
戦争パートはどんなゲーム性なのでしょうか。
ファイヤーエムブレム的なシュミレーションになりますね。
マスがあって、ターン性でみたいな感じですかね。
要はファミコンウォーズみたいな感じですね!
・・・。
え!!!全員知らない!?やってくれよ~名作だよ~!
11.公式ポータルサイトを眺めてみる
シリーズ全体の概要を確認するためにサイトを眺めていきましょう。
幻想水滸伝
概要
プロローグ
幻想水滸伝Ⅱ
概要
プロローグ
幻想水滸伝Ⅱは幻想水滸伝(初代)の2年後の物語ですね。
すごい横文字っすねw
水滸伝の設定を取り込んだ西洋ファンタジーってことかな
108人プレイアブルだとすると少なくねw>140人
幻想水滸伝Ⅲ
概要
プロローグ
ゲーム画面のスクリーンショットが掲載されていますが、かなり綺麗ですね。
グラフィックまわりは評価が良かったと思います。
キャラクターデザインも良かったですね。
ん?アヒルが喋ってない?
亜人種は幻想水滸伝(初代)からいますね!
なるほど~。やっぱりがっつりファンタジーなんだなぁ。
幻想水滸伝Ⅲの劇場システム好きだったなぁ
演劇面白かったですよね!いろんなキャラで試した覚えがあります
キャラが演劇してくれるんですよね
幻想水滸伝Ⅳ
概要
プロローグ
幻想水滸伝Ⅳが時系列的に最初なんでしたっけ?
そうですね
幻想水滸伝(初代)と幻想水滸伝Ⅳはキャラクターデザインが同じですね
幻想水滸伝Ⅳはシステム面で評価が良くなかった気がします
お話的にも・・・ね
幻想水滸伝Ⅳは買ったけどプレイしなかったですね
幻想水滸伝Ⅳは無かった事にされている、、、?!
幻想水滸伝だけの話ではありませんが、よくシリーズ物で一作だけ記憶から消し去られたりする事があるかとは思いますが、原因はどこにあるんでしょうね。アークザラッドIIIとか、聖剣伝説4とか。
逆転裁判4の話ですか?
ドラッグオンドラグーン2の話してます?
DOD2いいじゃないか!!
Gガンダムがガンダムじゃないって言われるみたいなことですね
記憶から消される時って、ファン的には物語に逸脱してしまったときだったりするのでしょうか。
あ、それわかる。
幻想水滸伝Ⅳはストーリー的に108人使い切れていないのではという意見もあるみたいです。
むしろ今まで108人使い切れていた過去作それだけ良かったという事なのでしょうね。
手におえない登場人物人数
幻想水滸伝Ⅴ
概要
プロローグ
幻想水滸伝Ⅴは声が付きましたね
あ、そうだ幻想水滸伝Ⅱには一騎打ちというシステムもありましたね。
幻想水滸伝(初代)も一騎打ちありますよ
割と重要な戦いが多いかなあとは思います一騎打ち
幻想水滸伝(初代)の一騎打ちは主人公じゃないところもあってわりとドラマチックでしたね
幻想水滸伝Ⅴの一騎打ちめっちゃむずいらしいいですね
全部通してセリフから有利な攻撃パターン選ぶんですが、幻想水滸伝Ⅴはセリフ量が異常すぎて咄嗟の判断がかなりきついような?
ナンバリングタイトルはここまでですが、その他にもいろいろ出ているんですね。
Rhapsodia~ラプソディア~
概要
プロローグ
幻想水滸伝IVの前から後日譚までのお話で唯一のシミュレーションですね。これをやらないと幻想水滸伝IVのお話が完全に理解できないんです
幻想水滸伝ティアクライス
概要
プロローグ
見た目は普通のRPGっぽく見えますね
DS版ですが完全に別の世界のお話です
ナンバリングとは世界観を一新した幻想水滸伝ですね
並列世界から仲間を集めるとかネットワーク機能があったり野心作ですよ
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
概要
ストーリー
これもRPGっぽいですね
これも世界観は別だった筈ですね
この画面の感じで108人はいないですよね?
でもWikipediaを見るとすごい沢山キャラクターがいますよ。しかも全員声あり?そして名だたる方々。
アイマスみたいなキャラ数
デレステでも声無しいるのに!!
すげええええ
現在、過去、未来で合わせて108人だったので、めっちゃ影が薄い人ばっかでしたよ
確か声優が豪華で当時話題になったような・・?
12.百英雄伝
そんな幻想水滸伝を作ったスタッフが新しくゲームをつくっているんですよね
アクションRPGなんですね
ライジングだけがアクションRPGかもしれなくて、本編はJRPGかもという噂です。
スピンオフが先に出るのか。
幻想水滸伝のIPは未だにKONAMIが持ってるので続編が出しにくいんですよね
13.感想
是非PVは、YOUTUBEなどで見てみてください。
すごく思い入れのあるゲームでして、語る場を設けてもらってうれしかったです。
特に幻想水滸伝(初代)、幻想水滸伝Ⅱは是非プレイしてほしいです。
幻想水滸伝(初代)はシステムでイラッとするかもしれませんが、ストーリーがとてもいいので是非やってほしいですね。
幻想水滸伝Ⅱはシステムも今やっても全然大丈夫です。ストーリーももちろん良いので。
だるくなりがちなザコ戦闘がテンポいいのでいつでも遊べるどん!
戦闘も紋章システムが面白くてテンポ良いんですよね
幻想水滸伝(初代)、幻想水滸伝Ⅱが面白ければ幻想水滸伝Ⅲまではプレイしてほしいですね。幻想水滸伝Ⅲが結構好きなので。
幻想水滸伝Ⅳ、幻想水滸伝Ⅴはまぁ、無理して買う必要は無いかもしれませんw
全く情報が無い状態だったのですが、今日教えてもらって、群像劇だというのがよくわかりました。
群像劇のゲームは様々ありますが、108人っていう数はすごいのでシナリオがどうなっているのか気になります。
あとはもとになる水滸伝との関わりを知れたのも面白かったですね。
お話を聞いていて興味が沸いたのは幻想水滸伝(初代)だったので、一回プレイしてみたいなと思いました。
そこから幻想水滸伝Ⅱ、Ⅲ、Ⅳとプレイしてみて、幻想水滸伝Ⅳを自分が受け入れられるかどうかも体感してみたいです。
概要だけかもしれませんが、知れてよかったです。
知り合いに一人か二人すごい好きだっていう知り合いがいるゲームですよね。
そういうゲームは名作が多い気がします。
モチーフの元となった水滸伝は知っているのに、幻想水滸伝が好きな友人と話がかみ合わない時があったので、「なぜだ!」ってなっていたのですが、その理由が今日わかりました。
私は幻想水滸伝Ⅱが面白そうだったので、幻想水滸伝Ⅱをプレイしてみたいです。
108キャラ使えるRPGって聞くとそれだけですごい面白そうに聞こえる。仲間の多いRPGもいろいろあるけど桁違いだなって思います。
素敵なキャラクター達と素晴らしいBGM、そして紡がれていくストーリーが最高のRPGです。幻想水滸伝Ⅳはダメです。
幻想水滸伝(初代)と幻想水滸伝Ⅱはほんと神ゲーです これだけはやってほしいですね。固定中だったのであまり会話に参加できなかったのが残念でしたが、好きなタイトルの話聞けてよかったです!
是非ルカ・ブライトの絶望を味わってください
ラスボスより強いと言われている敵キャラですねw
水滸伝という日本ではマイナーな中国の小説を元にしながら独自の世界観を作り、キャラクターも皆、個性的で未だにファンが多いし、JRPGとしても面白いです
ストーリーが魅力なゲームだと思うのでぜひ幻想水滸伝(初代)と幻想水滸伝Ⅱはやってほしいです
一番やりこんで思い出に残ってるのは幻想水滸伝Ⅱで、今思うとミニゲームの充実具合がすごかったなと思っています。
例えば料理対決というミニゲームで、108星それぞれに食の好みや審査員としての反応が用意されてたり…したような…。
これだけのキャラクター数でそれぞれキャラが立ってましたね。
108人という類を見ないキャラ数で驚きました。あまり関係ないらしいですが、こういうのって原作(水滸伝)厨みたいなのってあまりいないよなぁと思いました。
また、例えば、幻想水滸伝Ⅵが出たとしてもシリーズが長ければ長いほど新規で飛び込み辛いのでどんどんプレイヤーは少なくなっちゃうのかなと思いました。
幻想水滸伝Ⅱまで出てるなあと思ってましたが、こんなにシリーズが出てるとは思いませんでした。
初代のストーリーはいいですよ。是非全員を仲間にしましょう。
ちなみに初代しか知りませんが魔法は回数制限制です。
人それぞれゲームに打ち込める時期ってものがあるとおもうんですよね。学生時代とか。その一番ゲームがやりたくてできる時期に全部のゲームをプレイすることは不可能じゃないですか。ゲームとの出会いはご縁なわけです。
でもだからこそハマれるゲームがあったりしますよね。私だったらゼノギアスとか。
その自分のご縁の中にこれだけ名作と言われる幻想水滸伝が入っていないというのは、少し残念だなと思いました。
次回 研究予定のタイトル
2022年8月20日(土)「地球防衛軍シリーズ」
次回は地球防衛軍シリーズをみんなで調べる予定です。
みんなで調べている様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信していますので気軽に遊びにきてください
以降のスケジュール予定(急遽変更される可能性もあります)
2022年8月27日 「ぼくのなつやすみ」
2022年9月3日 「ゼルダの伝説」
近藤史一ゲーム研究会では
一緒に "ゲーム研究" をしてくれる仲間を募集中です。
ゲームをただプレイするだけではなく、ゲームをプレイする以外の価値を探して、自分たちの仕事や生活に役に立てる事を目指しています。
もちろんただ "仲間に入りたいな" "ふみいちを応援したいな" という方も大歓迎です。
近藤史一/ふみいち
1985年,愛知県生まれ。ネットタレント兼社会人学生。2008年に日本で初めてゲーム実況のマネタイズに成功。2009年にゲーム実況専門の映像制作プロダクションを立ち上げ,2019年までゲーム実況番組の制作と出演に携わる。ゲーム実況のメーカー公認化を推し進める取り組みや,ゲーム系オンラインサロンを主宰し東京ゲームショウにブースを出展するなどの活動を行う。現在は杏林大学で臨床心理学を学びつつ,日本デジタルゲーム学会広報委員を務め,自身の立ち上げたオンラインサロンにてゲーム研究に取り組んでいる。
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