零シリーズ 【ゲームタイトル勉強会】 #6
「ゲームタイトル研究」では、毎回特定のタイトルについてみんなで"広めに" "浅く" 調べています。"ゲーム研究とはなんぞや"という方の足がかりになったり、”近藤史一 ゲーム研究会”に興味を持つきっかけになってくれればいいなと思っています。
みんなで調べている様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信しています!
実際の配信のアーカイブはこちら↓
本日の主な参加者
そしてTwitchのコメントでご参加していただいた皆様
1.なぜこのゲームにしたのか
10/28に零 ~濡鴉ノ巫女(ぬれがらすのみこ)~が発売されたからというのと、そして、本日はホラーが若干苦手なしんちゃんがお休みだからです!
言っちゃうんですね!
2.プレイ勢・未プレイ勢
プレイ済み
未プレイ
PS2から続いていて、シリーズも長いので、プレイしてる人が多いと思ったのですが、、、私だけですか!?
3.ゲームの基本情報
タイトル名
発売日
4.配信ガイドライン
5.メーカー
パブリッシャー
デベロッパー
どちらもコーエーテクモですね。
4作目ではグラスホッパーが関わっていたりします。
6.トレーラーを観る
怖さよりも、ストーリー重視のトレーラーになっていますね!
この辺りの話も後ほどの記事で少しお話がでてきます。
7.ゲームシステムについて
どんなゲームシステムかというと
射影機という、いわゆるカメラで、幽霊を撮影しながら進むアドベンチャーゲームです。
良い霊は襲ってこないけど、突然出てきてヒントをくれたり、ストーリーを補足したりします。
悪霊は襲ってくるので、射影機でタイミングよく撮影してダメージを与えて倒します。
フィルムによって残弾数が違ったり与ダメージが代わったりします。
この射影機で攻撃(撮影)する際に、一人称視点で直視しなければならない。これが怖い。やりたくない。
それがシリーズ通してのポイントでもあるんですよね
8.シリーズを簡単に振り返る
20周年という事でこちらに今までのシリーズのストーリーの内容などが出ています。
1作目 零 ~zero~
こんな記載があります
後ほど観るインタビューにも出てきますが
「ホラー」には「surprise(ビックリ)」と「scary(ゾッとする)」という二つの意味があるらしくて、零 はシリーズを通して「scary(ゾッとする)」、ジャパニーズホラーの詰め合わせという感じですね。
一作目は息つく暇のない怖さで、途中でリタイヤした人が多かったらしいです。それを受けて二作目以降はストーリーを重視して、続きが気になるようにしたとの事でした。
零 ~濡鴉ノ巫女~ のローンチトレーラーの内容がストーリー重視だったのもその影響かもしれません。
ここから当時のプロモーションムービーがダウンロードできるので見てみましょう。
~みんなで鑑賞~
画像の粗さがいいなw
この粗さがまた恐怖を煽ってきますね
画質は粗いほうが怖いですよね~
2作目 零 ~紅い蝶~
シリーズで一番の人気作かなと思います。楽曲なども良かったですね。
今でも主題歌聞きますね
3作目 零 -刺青ノ聲-
現実と仮想を行き来する感じの作品です。
安全だった日常パートに仮想だったはずの恐怖がだんだんと浸食してきます。
現実を侵食してく恐怖を演出か
ゲームに入り込めてたら、それ結構怖そう…
制作者たちは「日常パートが思ったように上手く作れなかった」と思っていたそうです。どこかの記事で読みました。
日常パートは飽きちゃうからでしょうか?
そうみたいです。そもそも日常をゲームに落とし込むことがすごく難しかったと書いてありました。
4作目 零 ~月蝕の仮面~
グラスホッパーの須田剛一氏が入って、少しゲームのシステムが変わりました。
そして
5作目 零 ~濡鴉ノ巫女~
WiiUのゲームパッドが射影機に重さや持ち心地が近いという事で、
ゲームパッドをカメラに見立ててプレイするものでした。
9.『呪怨』の清水監督との対談記事
こちらの記事を観てみましょう。
『呪怨』の清水監督との対談記事です。
※以下一部抜粋
“サプライズ”ではなく“スケアリー”を大切にして作っているという点で、清水監督と、零シリーズの柴田Dは共通していたんですね
おみやげが多いほうが良いホラーという認識を清水監督は持っているそうです
日常とつながってるのが怖いよな
10.柴田Dは幽霊が見える
零シリーズのディレクターである、柴田Dは幽霊が見えます。あまつさえ触られたこともあるそうです。
また、ゲーム内の映像として、プログラムで入れていないはずなのに、鏡の中にどうしても消せない「足」がぶら下がっていた事があるらしいです。
それは発売前になぜか忽然と消えてしまったらしいのですが、
零 ~紅い蝶~では、収録していない音声が入っていたこともあり、それはそのまま発売されたそうです
なんてこったw
えー、そういうこともあるんだw
照れ屋さん
まだあります
以下一部抜粋
ん~!!!良いですね~!!!
本当に良いですね!!!
本当にその他にも盛りだくさんもおもしろい記事でした。
是非興味ある方は読んでみてください。
絶対に読みません!w
11.人間に聞こえない音を鳴らしている
そんなわけで柴田Dは実際に幽霊に遭遇したことがあるので、幽霊が現れた時の「音」や「画面の雰囲気」にとてもこだわって作っています
霊感のある人が、実体験をゲームで表現している、、、?!
こちらの記事の中に
※以下一部抜粋
~中略~
~中略~
なんですと
すごいこだわりでおもしろいな
無意識で感じる不快感を再現してるのかな
ほんとかよって思ってしまいますねw
また、色味やライティングについては、プレイするハードごとに発色が異なるので、ハードごとに調整してあるとの事です
それはめんどくさいw
wwww
この記事には、柴田Dが一番初めに幽霊を見た時のお話。
そしてそこからカメラを幽霊に向ける事になるきっかけのお話なども掲載されています。
この柴田Dという方、コーエーテクモが雇った宣伝用の役者さんなのではっていうくらい面白いですねw
柴田DのTwitterのプロフィール欄にはこうも記載があります
12.感想
射影機を構えて一人称視点にして直視しないと霊を倒せない、先に進めないっていうこの零の基本システムが、もう強すぎるというか、凄い。面白い。
やっぱり、前しか見えないのが一番怖いというか、
ちゃんと全身を描いてくれたら怖くないと思うんですよね。
もう絶対この人のゲームはプレイしないですw
霊の見える人が再現した世界を共有できるゲームとか聞くとやってみたくなるわ(^o^)
「霊が出そうな雰囲気をどう再現するか」という、視える人ならではのこだわり、興味深いです
買ってまだプレイしてなかったですが、今日の配信を見て楽しみが増しました
ホラーに音の演出のこだわりってやっぱり大事なんだな~って思いました、にしても、登場人物の服がエロ過ぎて怖さ忘れるww
零 ~濡鴉ノ巫女~では、進んでいくにつれ、主人公が水に濡れていくんですが、実はインタビューの中でも霊の表現で大事なのは「湿度」だって言ってました。アジア圏は湿度が高いイメージがありますからね。
ゲームシステムとしても、「水に濡れるとダメージを受けやすくなる」など具体的に湿度と恐怖をリンクさせていている部分もあります。
はじめて零プレイした時に室内にいるときと室外にいるときや雨が降ってない夜とあめが降ってる夜と状況一つ一つでガラッと恐怖の受け取り方が変わってぞくぞくしました
そらく自分だけじゃ調べることもなかったと思うのでいい機会になりました 気にはなりますがプレイはしないです
霊だからこそ壁をすりぬけたりワープされても 納得できる謎の感覚がある
見えてる人から見て、どんな感じなんだろう面白そう、やってみたい!ってちょっとなってるけど、やり始めたら、こわ…無理…ってなりそうww
マシンスペックが高くなるとスケアリーなゲームは作りにくくなるって聞いたことがあります。そんな中でこの零っていうゲームが最新機でリメイクされたというのは凄いことだなって思いました。
今後も高いマシンスペックだからこそできる物っていうのを作ってくれる柴田Dみないな方が頑張ってくれたら良いなって思っています。
零はまだまだできる事があるシリーズだと思うので。
あと、零シリーズじゃなくても、柴田Dを追いかければ、きっと面白いホラーゲームがに出会えるんだろうなって思いました。
横で手を握ってくれる人いたら頑張ってプレイ出来そう
あ~、、、
でも、それは本当に横に居る人の手かな?
www
こわw
おっと
やめーや…
あーあ、もうプレイできなくなっちゃったw
次回 研究予定のタイトル
2021年11月27日(土)「原神」
次回は原神をみんなで調べる予定です
みんなで調べている様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信していますので気軽に遊びにきてください
その他、現在候補に挙がっているタイトル
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近藤史一/ふみいち
1985年,愛知県生まれ。ネットタレント兼社会人学生。2008年に日本で初めてゲーム実況のマネタイズに成功。2009年にゲーム実況専門の映像制作プロダクションを立ち上げ,2019年までゲーム実況番組の制作と出演に携わる。ゲーム実況のメーカー公認化を推し進める取り組みや,ゲーム系オンラインサロンを主宰し東京ゲームショウにブースを出展するなどの活動を行う。現在は杏林大学で臨床心理学を学びつつ,日本デジタルゲーム学会広報委員を務め,自身の立ち上げたオンラインサロンにてゲーム研究に取り組んでいる。
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