メトロイド【ゲームタイトル勉強会】 #39
「ゲームタイトル研究」では、毎回特定のタイトルについてみんなで"広めに" "浅く" 調べています。"ゲーム研究とはなんぞや"という方の足がかりになったり、”近藤史一 ゲーム研究会”に興味を持つきっかけになってくれればいいなと思っています。
みんなで調べている様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信しています!
実際の配信のアーカイブはこちら↓
本日の主な参加者
その他Twitchのチャットでご参加いただいた皆様
1.なぜこのゲームにしたのか
僕が取り上げたかったからですよね。
メトロイドドレッドが発売された時に取り上げようかという話には一度上がって、そこから温めていたんですよね
後は、私がデトロイトと間違えてメトロイドって言っちゃって、、、
そこからじゃあどっちにしろ触れておかないといかないタイトルだからという事で取り上げる事にしたような気もしますね
2.プレイ勢・未プレイ勢
・プレイ済み
・未プレイ
3.ゲームの基本情報
タイトル名(最新作)
発売日
4.メーカー
パブリッシャー
デベロッパー
ざっと調べただけですが、メトロイドって任天堂だけで作っているタイトルは無さそうですね。
メトロイドは純任天堂では無いんですね〜意外。
5.配信ガイドライン
任天堂のガイドラインは何度も調べていますので簡単にご紹介しますが
・基本的に配信を応援しています
・法人の場合は話を通してね
という所ですかね。
過去の記事も張っておきます~
6.どんなゲーム?
初代メトロイドのプレイ映像も任天堂の公式チャンネル観れるので,、メトロイド ドレッドの紹介映像と合わせて観てみましょう。
メトロイド
「メトロイドヴァニア」というゲームジャンルがありますが、関係あるんですか?
正にこの「メトロイド」(と「キャッスルヴァニア」)が語源となっていまして、探索して、新しい能力を手に入れて自分が強くなっていくタイプの2Dアクションゲームのジャンルですね。
右に進んでいくだけのアクションゲームではなく、色んな方向に進むことができます。
また、最初は通れなかった場所も、新しい能力を獲得することで新たな道ができて進むこともできるというところが特徴と言えるかと思います。
メトロイド ドレッド 紹介映像
うおおおお3Dになっとる!!
なんかアクションが忍者龍剣伝みたいになっとるww
基本の仕組みは変わらずに正当進化をしているという感じですね。
あとメトロイドシリーズはずっとCERO Aだったのに今回はCERO Bなんですね。
パッケージを確認したところ、暴力表現のようですね
あの倒せない機械に捕まると首掴まれてガシュンってやられる描写があるからですかね?
映像で見ただけですが確かにあの部分は結構怖かったですね。
・ジャンル
任天堂メトロイド ドレッドのHPではジャンルが書いてないですね
自分で自分の事をメトロイドヴァニアとは表現できないですもんねw
みなさんの思う主なメトロイドシリーズの特徴を教えてください!
未プレイの方は質問をしてください!
・特徴(配信中の聞き取りによる)
7.同じ場所を何回も通る
ステージの区切りってないんですか?
無いですね。オープンワールドのような感じです。
いくら進んでも一番最初の場所に戻ってくる事はできます。
ゲームオーバーになったらどうなるんでしょうか。
マップに点在しているセーブポイントで復活する感じですね
8.サムスは鳥人族に育てられた
シリーズ通して同じ主人公なんですか?
はい。メトロイドプライムシリーズに関連したスピンオフ作品などを除いて、主人公はずっとサムス・アランです。
サムスは宇宙海賊に両親に殺され、鳥人族に育てられたんですよね。
パワードスーツも鳥人族に託されたものだそうです。
あれ?!さっきのメトロイド ドレッドの紹介映像で鳥人族出てきてませんでした?
そうなんです。
僕の知る限り、シリーズで初めて鳥人族が動く姿で出てくるんですよね。
紹介映像を見る限り、「鳥人族は滅亡したのでは?」とか、「サムスを育てた種族なのに襲ってくるの?」というシリーズのファンからするとおやおや?と思わせる部分がありかなりワクワクしますね。
9.ストーリーは基本的に発売順で進んでいく
いくつかのタイトルがありますが、ストーリーは全て繋がっていますか?
この辺りは詳しくはメトペディアという有志の方が作ったサイトに詳しくのっています。
正式ナンバリングのタイトルは基本的にはお話はつながっているし、ありがたい事にストーリーが前後したりはせずに、発売順にお話が進んでいきます。
ただ、メトロイドプライムというファーストパーソンシューティングのシリーズの一部は主人公もサムスではなかったり、ストーリーも途中に差し込まれる形になっていたりします。
時系列
漫画版があるんですね。
漫画版はサムスの過去に焦点があたった作品の様ですね。
シリーズ通してストーリーに謎な部分が多いんですよね~
そうなんですよね。
メトロイドもダークソウルのようにほとんど話が語られないんですよね。
ナレーションが多少あるだけで、NPCとの会話もほとんどないので、「ここに宇宙船があるから、もしかしてこういう事なのかな?」とか、プレイヤーが勝手に解釈するしかないんですよね。
10.タイトルの「メトロイド」ってなに?
さっきの紹介映像では「メトロイド」が出てこなかったですね
「メトロイド」ってなんですか?タイトルになってるくらいですが。
何の名称なのか全くわかってませんでした。
ゼルダの伝説的なネーミング
「メトロイド」とは作中に登場する架空の生命体の名前です。
なんか見た目はクラゲみたいですね。
サムスが宇宙海賊を追いかけていった先で見つけた生命体です。
宇宙海賊がこの最強の生物であるメトロイドを研究していたんですね。
メトロイドには色んな形態があって、進化していくとリドリー・スコットの『エイリアン』みたいな形になります。
11.初期三部作のストーリーの概要
シリーズ通してこれを倒すのが目的なんでしょうか?
シリーズによって変わりますが
初代メトロイド (FDS・1986年8月6日)は宇宙海賊がメトロイドを利用しようとしているので、それを宇宙海賊共々滅ぼします。
メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS (GB・1992年1月21日)だと、メトロイドの生き残りがいるという事で、メトロイドが沢山生息している惑星にサムスがおもむき、メトロイドを駆逐しまくるんです。
そしてクイーンメトロイドを倒したあと、最後の一匹、ベビーメトロイドがサムスにインプリンティングしてしまって、サムスに懐いてしまいます。
最後はベビーメトロイドと一緒に少し旅をします。
このベビーメトロイドを駆逐すればまぁすべては終わるのですが、懐いちゃったし、もったいないし、こいつ研究できれば人類発展に貢献できるのでは?という事でサムスが持って帰って研究所に預けます。
なんかすげぇ嫌な予感しかしないんですけどw
スーパーメトロイド (SFC・1994年3月19日)では、 そのベビーメトロイドを預けた研究所を宇宙海賊の居残りが襲ってきて、ベビーメトロイドを連れ去ってしまいまして、サムスがそれを追いかけて宇宙海賊を殲滅するお話です。
ただ最後、宇宙海賊の親玉のマザーブレインが強くてサムスが負けそうになります。 そこに!なんとあの連れ去られたはずの、成長したベビーメトロイドが助けにきて、マザーブレインのエネルギーを吸って、そのエネルギーをサムスに分け与えるんです。
しかもその後、ベビーメトロイドはマザーブレインの攻撃からサムスを庇って死んでしまいます。
サムスはベビーメトロイドから受け取ったエネルギーをもらったことで虹色の最強のビームが打てるようになり、それを使ってマザーブレインを倒します。
ここまでがスーパーメトロイドのお話です。
涙。
ええ話や。
その先でメトロイドがどうやって生まれたかとか、Xという生命体の話などがありましたねよね。
メトロイド自体は「寄生生命体X」に対抗する為に鳥人族が作った生命体だったと思います。
おお。なんか全部つながってる!そしてここでも鳥人族?!
だから、謎が多いんですよ!
12.プロジェクトベース
スーパーメトロイドは海外ではかなり人気がありまして、非公式ですがスーパーメトロイドを改造して遊ぶ界隈がかなり盛んです。
スーパーメトロイドプロジェクトベースというハックロムを使って、ユーザーが新しいスーパーメトロイドを日々作り続けています。
マリオメーカーじゃないですか
そうです。非公式のマリオメーカーみたいなものですね。
オリジナルのマップだけではなく、オリジナルのモンスター、ギミック、アイテム、武器などもどんどん作られています。
そんな、魔改造されたスーパーメトロイドを遊ぶコミュニティがあるわけですね。
あくまでハックロムなのであまり深くは言及できませんが、そのくらいメトロイドは愛されているということだと思います。
13.MercurySteamという開発会社
メトロイド ドレットを任天堂と一緒に開発したMercurySteamという会社の過去の開発作品を少し調べまして
※開発作品から一部を抜粋
というラインナップになっていまして、
「メトロイドヴァニア」の語源となった「メトロイド」と「キャッスルヴァニア(悪魔城ドラキュラ)」のどちらも開発していて、
「メトロイドヴァニア」への強い愛情を勝手に感じたりしていました。
またこの記事の中にもあるのですが、長い事新作が出ていなかったメトロイドシリーズでしたが、メトロイド ドレッドは米国でのシリーズ最高販売本数を大幅に更新したそうで、なんだか開発もいろいろゴタゴタしたてきな噂を聞いていましたが、良かったなぁと思いました。
ダークファンタジーの世界を舞台にした三人称視点のアクションRPGを開発中とのことで、こちらも期待しちゃいますね。
14.感想
もうちょっとメトロイドシリーズを遊んでいたら話についていけたのかなと思いました。
久しぶりに人気シリーズの続編が出たタイミングって、多分開発側としてはすごく大事なタイミングでして、これが売れなければ更なる続編が作られないという事が往々にしてあります。
なので皆様も気になったタイトルの続編が久々に出たら是非買ってほしいですね。
あと、宇宙海賊と言われる度に例のあの宇宙海賊芸人さんが頭に浮かんでしまいますね。
初期三部作のストーリーをしっかり聴けたので、メトロイド ドレッドをプレイする下地ができた感じがしました。
シリーズのファンでは有りませんが、是非プレイしたいですね。
メトロイドというタイトルと、スマブラに出てくるあの人が主人公という知識しかなかったのですが、メトロイド ドレッドで紹介映像観てアクションがすごく面白そうだったのでプレイしたくなったのですが、追いかけられるという要素が怖すぎたので心折れましたw
あとベビーメトロイドとサムスとの、エモいお話が聞けてすごく良かったです。
自分はメトロイドシリーズ自体が好きでして、ぜひ更なる続編も出てほしいので、メトロイド ドレッド自体もすごく面白かったのですし290万本も売れているので、ゲーム好きで興味がある方はプレイしてみて欲しいですね。
皆さんの強い愛で支えられているゲーム何だろうなと思いました。
メトロイド ドレッドにしても二回開発中止になりましたけど、発売にまでこぎつけたのも開発者さんの情熱だろうなと思いましたし。
スーパーメトロイドのプロジェクトベースにしかり、コアなファンが沢山いらっしゃるんだろうなと思いました。
初代メトロイドと、最新作のメトロイド ドレッドを見比べたときに演出面がすごく強化されているなと思いましたが、2Dアクションであることは変わらないみたいなので、そこのところはちゃんと昔ながらのファンの事を考えて作ってくれたんだろうなと思いました。
触れてこなかったシリーズなので今回知れよかったです。昔から続いているタイトルだと思うので、ここにもやはり熱狂的なファンがいるんだなと思いました。
年末にゼルダをやるためにSwitch購入予定なので、これを機に初代以来やってみようかなと思いました。
コアなファンが多い印象です。見たことはあるがやったことのなかったタイトルで、ストーリーなどを知れて面白かったです。 また、結構なビックタイトルだと思うが、前作(2017)と今作(2021)で割と差があり、開発環境はどうなってるんだろうと疑問に思いながら、今の任天堂は長らく新作の出ていないシリーズの続編を作ることに意欲があるのかなと思いました。(ピクミンしかり)
初代の作品は、全部が英語だったので、ストーリーはあまり気にしてなかったんですが、今日の話を聞いてまた初代からやり直してもいいと思えるゲームですね。たぶん1作品のプレイ時間がせいぜい10時間くらいだと思いますので。
メトロイドがサムスをお母さんだと思ってなついできた、という話を聞いて、メトロイドにも親という存在がいたということなのでは。。。という妄想が広がりました。あとサムスが種族みたいなのを殲滅するって結構なことするなあ、と思っちゃいました。
メトロイドは全くプレイしたことないのですが、ドレッドの映像を見てアクションが多彩で面白そうだなと感じました。ストーリーもしっかりと作られているので一度は触れるべき作品だなと思いました。
クリアしたことがあるのは、メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS とスーパーメトロイド だけという、ほぼほぼにわかなのに沢山話してしまいました。
それでも初期三部作のストーリーのエモさが伝わったなら良かったです。
今からスーパーメトロイドを配信したいくらい好きなので、スーパーメトロイドはSwitchでプレイできますので是非プレイしてみて欲しいですね。
そんなこと言ってたら本当に今からスーパーメトロイドを一周プレイしたくなってしまいましたね。
じゃあ、やればいいのに。。。
どうしようかな!どうしようかなってなっちゃうくらいなのですが!
やらなくていいんですか?w
やらないの?メトロイドだよ〜〜?
オール、行けますよ…
だって今からプレイしたらクリアできるのは確実に3時を超えますがっ!
※このあとめちゃくちゃスーパーメトロイドを配信した↓↓
次回 研究予定のタイトル
2022年11月5日(土)「ソニック シリーズ」
次回はソニック シリーズをみんなで調べる予定です。
みんなで調べている様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信していますので気軽に遊びにきてください
以降のスケジュール予定(急遽変更される可能性もあります)
・11/12 ポケモン
・11/19 十両さんプレゼンツ スーパーロボット大戦シリーズ
・11/26 休み
近藤史一ゲーム研究会では
一緒に "ゲーム研究" をしてくれる仲間を募集中です。
ゲームをただプレイするだけではなく、ゲームをプレイする以外の価値を探して、自分たちの仕事や生活に役に立てる事を目指しています。
もちろんただ "仲間に入りたいな" "ふみいちを応援したいな" という方も大歓迎です。
近藤史一/ふみいち
1985年,愛知県生まれ。ネットタレント兼社会人学生。2008年に日本で初めてゲーム実況のマネタイズに成功。2009年にゲーム実況専門の映像制作プロダクションを立ち上げ,2019年までゲーム実況番組の制作と出演に携わる。ゲーム実況のメーカー公認化を推し進める取り組みや,ゲーム系オンラインサロンを主宰し東京ゲームショウにブースを出展するなどの活動を行う。現在は杏林大学で臨床心理学を学びつつ,日本デジタルゲーム学会広報委員を務め,自身の立ち上げたオンラインサロンにてゲーム研究に取り組んでいる。
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