仕事に本格復帰 その3
実に1年半ぶりの本題での投稿である。何せその間「今日離婚した」シリーズ?の餌食となり、適応障害からの俺の職場復帰については全然書けていなかった。前回は具合が悪くなってから仕事を休むところまでのところまで書いていた。ここからが長くなる。1年もの休職が始まるのだ。
前の週、精神科で診断書を書いてもらったものを携えて職場に行った。
人事担当と保健師が待っていた。診断書を提出し、とりあえず1か月程度休むことにした。この週にはもともと通っている内科の定期受診があり、これも妻に運転してもらって受診した。動けたのはここまでであった。
この頃出掛けると異常に疲れた。半日出掛け、半日寝るという異常な生活が続いた。ゴールデンウイークの頃から寝たきりになってしまった。鬱のような症状が現れ始めた。それとは逆に休み始めた途端、肩こり、腰痛がピタッと治まった。緊張が解けたのである。仕事のことは考えない(というか考えられない)、とにかく寝ることにした。朝7時に起きてとりあえず何か食べる。朝ドラを観て寝る。昼前に起きる。昼食を食べまた寝る。夕方も起きて夕食を食べ寝る。それで夜も眠れるのだ。異常である。
妻も妻であの人は気分の浮き沈みがもともと激しい。生理をきっかけに3週間くらいはグッと落ち込む。俺と同じ時期に気分が沈んだ。そうなると我々はほとんど会話もしない。とんでもない生活をしていた。
5月11日。衝撃的な出来事があった。ダチョウ俱楽部の上島竜兵が自死したのである。公表されて病名がまさに適応障害でこれにも衝撃が走った。ファンでもなかったが同じ病気で死んだとなると衝撃だった。この頃、適応障害と鬱との区別が付いていなかった。また、寝ながらスマホで検索しているとHSPなる気質の人のことも出てくる。まあ、俺はHSP気質があって繊細で気が小さいので適応障害になったんだろうなと少し分析していた。
この寝たり起きたりを繰り返すこと3週間。あっという間に1か月の休職期間が終わりそうになっていた。
つづく