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短絡(ショート)

短絡(ショート)

電気コードの中は、数十本の細い線を束ねて1本にした線の2本の銅線でできており、それぞれの線を、電気を通さない「絶縁」物質のビニールで覆われています。
 (1) 家具などの踏みつけでコードが破損する以外には、キャブタイヤケーブルなどの移動用ケーブルなどの絶縁被覆の劣化、損傷する。

 (2)絶縁性能が低下すると、2本の銅線間で電気が流れ、 短絡「ショート」が発生してしまいます。

大阪市ホームページより

短絡による災害

短絡が起きると、非常に大きな電流が流れます。
 例
100Wの電球の正常時の場合
I=V/R=100V/100Ω=1A

短絡時、数千A〜数万Aになることもあり非常に危険
I=V/R=100V/0.1Ω=1,000A
非常におおきな電流によってジュール熱やアーク放電が発生し、配線などの焼損など設備災害や、取扱者の電気火傷など人身災害が発生し、危険です。

   ・ジュール熱による電線溶断や絶縁被覆の焼損
   ・アークによる電気火傷=電気火傷は完治する迄の期間が大変長く、その要因はアーク火傷は、タンパク質を腐らせる事が原因です。

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