早起きと朝ラン
キエフではこれまでの旅と違って長居することになった。
理由は1つ。
Jessが先祖の故郷ここウクライナでウクライナ語を勉強するため、自分のルーツを辿るためだ。
ということで、キエフに3週間居る予定だ。
ということで、8日から早起きと朝ランを始めた。
早起きは、最初は6時、その次の日は5時時50分、そして5時30分と少しずつ起きる時間を早めている。
朝ランは30分を1キロ4分50秒ほどのペースから1キロ4分40秒ペースまでスピードを上げてこれた。
早起きも朝ランも最初の三日間が死ぬほど辛かった。
初日の次の日は全身筋肉痛バキバキで起きれなかった。
しかし、今回は本気だ。
毎日早起きして朝ランすると決めた。
この旅で自己鍛錬をしっかりする。
自分をしっかりコントロールする、自分に負けない。
もう人生これに限るとわかった。
人を気にするのはやめた。
自分がどうあるべきか、毎朝走りながら考えている。
朝ラン始めてある記事を読んだ。
ナイキの創業者の話だ。
1962年のことだ。フィルはその日、家族の誰よりも早く起きて戸外へランニングに出る。故郷を離れて7年、久しぶりに戻った実家で感じた違和感。自分は何者で、何をすればいいのか。オレゴンの美しい風景に包まれて走りながら、主人公は己のこれからについて考えをめぐらし始める。「私は世界に足跡を残したかった。/私は勝ちたかった。/いや、そうじゃない。とにかく負けたくなかったのだ。/そして閃(ひらめ)いた。……私は自分の人生もスポーツのようでありたいと思った」。
自分もまさに、今、ここキエフで「自分は何者で、何をすればいいのか。」走りながら考えている。答えはもう自分の中にあると気づいた。
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