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焼失を免れた平等院鳳凰堂の中は千年前の空間でした
みなさん、こんにちは^^
フィックスホームの恵理子です!
今日のブログは、焼失を免れた平等院鳳凰堂の中は千年前の空間でしたです。
それでは、どうぞ~
焼失を免れた平等院鳳凰堂の中は千年前の空間でした
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先週、京都宇治市にある平等院に行ってきました!!ちょうど藤の花が見頃でした。平等院鳳凰堂と言えば10円玉の裏側(正確には建物が彫られている方が表のようです)として有名ですが、一万円札の裏の鳳凰も、この平等院鳳凰堂の屋根に乗っている鳳凰なのです。宇治は滋賀からだと京滋バイパスを使うと思っているより近くて、例えば車で大津市の石山駅辺りから平等院まで30分弱です。
それでは今日は、藤の花がキレイだった平等院をレポートします^^
平等院は極楽浄土の美しさ
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平等院は永承7年(1052年)に関白藤原頼道によって創建されました。翌年には阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂が建てられて、その建物が現在「鳳凰堂」と呼ばれています。
池の中島に建立されていることで水面に逆さになった姿が映し出されます。経典の中に出てくる「極楽の宝池に浮かぶ阿弥陀如来の宮殿」や「庭園」をモチーフに造られており、極楽浄土をあらわしていると言われています。少し曇り空でしたが、写真で撮ってもその美しさがよく伝わると思います♪特に建物の正面に立って向き合うと、自分の周りの空気感がピリッと変わり、なにか数式によって出来た完璧な姿なのかなと感じました!
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↑曇りだったのではっきりと映ってませんが、中央に大きな阿弥陀如来像が見えます。
鳳凰堂は千年もの間、焼失を免れています。外観は修繕が繰り返されているので一見新しい建物の印象を持ちますが、内部は千年前のままになっています。もちろん、塗料などは落ちていて極彩色ではありませんが、時間の経過とともに重ねられた重厚な雰囲気を存分に味わえる空間になっています。個人的に、ほんとうにお勧めなので是非中に入って阿弥陀如来像とその周りに配置された雲中供養菩薩52躯が作る世界を味わってみて頂きたいなと思います。
内部拝観は当日に園内受付で申し込む必要があって(志納金300円)待ち時間が平均1時間ほどのとても人気のあるコースです。(わたしは開園と同時に入り、初回の9:30~のに申込みました。10時以降は団体客も多くてあっというまに席が埋まって行ってました)
樹齢300年の藤の花はちょうど見頃でした
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観音堂の横に設けられた藤棚いっぱいに約1万本の藤が咲いていました。紫の優雅な花房は長さが1m以上に及ぶものもあって、藤の花越しには国宝の鳳凰堂がのぞめました。樹齢300年といわれるこの藤の花は、ことしはあたたかい日が多く、これまででもっとも早く開花したということです。藤が植えてある理由は、平等院は藤紋(下がり藤)を家紋とする藤原家ゆかりの寺院だからだそうです。
ミュージアム鳳翔館が最高に見ごたえがありました
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園内にはミュージアム鳳翔館があり、「梵鐘」「鳳凰一対」「雲中供養菩薩26躯」など平等院に伝わる様々な宝物が展示されています。
雲中供養菩薩は尾を靡かせた雲に乗って飛びながら、楽器を奏で、香炉や天蓋を捧げ持って、舞い踊ったり合掌しています。どれも極楽浄土の主である阿弥陀如来を讃嘆供養する姿を表現しています。近くで良く見ると、どの菩薩も今にも動き出しそうな様子で、楽し気でコミカルでいて美しく、心が洗われるような気持ちになりました^^
鳳凰は、現在の鳳凰堂の棟上にあるのは2代目で創建時の一対はミュージアムに展示されています。銅の鋳物や鍛製めっきで作られた一対の鳳凰は、尾や羽は柔らかさを感じるカーブを描き、胴体の魚鱗紋など細部まで意匠が施されています。毅然と立つ鳳凰。ミュージアムの中にある極まったものが形になった造形物を前にしていると、それを作った人々の美を突き詰めていく姿勢をひしひしと感じ、わたし自身の覚悟のなさを言い当てられてるような気がしました。それと同時に、わたしはわたしの道を歩む他ないと分かっている事も分かりました。
※拝観料にミュージアムの入場料が含まれているので別で払う必要はありません。
宇治抹茶うどんとだし巻き卵が美味しい~
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お昼ご飯はJR宇治駅から徒歩3分ほどの「はなれ中村製麺」さんで頂きました。「京鴨と九条ネギの宇治抹茶うどん1380円」「だし巻き卵480円」を注文。だし巻き卵は友人と半分にしたのですが、ハーフサイズが260円であります。だし巻き卵も巻き立てで出てきます!!鴨のお出しがよく出ていて激うまでした!!!店員さんも明るくて感じが良かったです。
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お土産は京阪宇治駅前にある駿河屋さんで茶団子を買って帰りました。甘さ控えめでモチモチです。1本ずつばら売りもしているので欲しい分だけ買えますよ~。(店内撮影・掲載許可頂いてます)
平等院の拝観料は?おすすめ駐車場はどこ?
拝観料は庭園とミュージアムがセットになっていて大人600円、中高生400円、小学生300円。年中無休です。
車の場合は専用駐車場はないので近隣にある複数のコインパーキングもしくは平等院に最も近い宇治駐車場を利用する事になります。電車の場合はJR宇治駅・京阪宇治駅から徒歩10分です。
今回は、焼失を免れた平等院鳳凰堂の中は千年前の空間でしたご紹介させて頂きました。滋賀や京都に住んでいても、意外と平等院に行った事がない人が多いと思います。来年の紙幣の図案変更までに(もちろんそれ以降でも良いけど!)是非とも足を運んでみてください^^想像以上に外国人観光客が多いので、早めの時間帯がお勧めです。
それでは、今日はこの辺で(#^.^#)
また来週の水曜日にお会いしましょう!
お楽しみに~!!
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