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とある総合型地域スポーツクラブの2024年度前期(定期活動登録者数)



■はじめに

上期(4月~9月)が終わりました。クラブを立ち上げて15年が経過し、今までとの大きな違いは、なんと言っても、部活動と地域の連携の事業が始まったことですが、それはまた改めて触れるとして、

総合型クラブの基盤となる定期活動(事業)部分を振り返ると、9月末時点で、クラブ主催活動の今年度登録者数は388名でした(共催活動も含めると合計が約470名)。昨年度比でみると僅かに減少しています。

ただ今年度は、西原小と福岡小で開催していた、かけっこクラブを統合したり、きらきらコーラスを指定管理者に移管したりで活動数が減ったので、定期参加者数が、減少するのは覚悟していました。まだ良い方かもしれません。

■定期活動毎の昨年度比較(9月末時点)

主催活動の合計は388名で、昨年度は395名、それほど変わりはないものの、活動別の年度登録者数の内訳をみると、昨年までとは違う変化が見られます。

それは中学生参加者の増加です!とくに中学生ビギナー層の参加者が増えており、クラブの3つの柱の1つとして掲げてきた『小中一貫で参加できる中学生の場づくり、また中学からでも始められるスポーツの場づくり※部活動連携支援含め)』がカタチになっているとも言えます!

一方で中学生の参加は流動的な感じで、増える時は複数で一気に増えるものの、突然来なくなる傾向もあったりします(クラブチーム系の活動はそのようなことはないのですが)。塾があったり、多感な時期でもあるのでやむ得ないかと思いますが、そのようなこともふまえ、中学生はチーム形態以外は、都度参加費制にしており、それが中学生の参加増につながっていると思われます。

また、多世代交流バスケへの親子・家族参加や、土曜バスケ(主に30~50代、特にシニア層向け)には、ブランクがあるもののバスケがしたい人達の参加がじわじわと増えている傾向もあります!


【カテゴリ別】(R6年度) / (R5年度) 
『はじめてのスポーツ<幼児・園児・>』
※「みるきぃ新体操」は共催に変更
1)にこすぽ&バスケ 7名/3名

『 はじめてのスポーツ<小学生>』
2)かけっこ22名(統合)/22名(西原12名・福岡10名)
3)土曜キッズテニス10名/20名
4)バドミントン38名/38名
5)チアダンス教室24名/28名
6)東原小ボール&バスケ17名/19名
7)鶴小バスケ 35名/29名
8)元福小・西小バスケ 21名/15名
9)上野台小バスケ 53名/67名
10)ミニバス15名/23名

『多世代でスポーツコミュニケーション 』
11)多世代交流バスケ40名/34名
12)土曜バスケ(シニア交流バスケ)24名/17名
13)親子ラケットテニス7名/13名

『中学生のスポーツ場づくり』
14)チアダンスチーム7名/6名
15)水曜日バスケワークアウト9名/8名
16)木曜バスケ22名/20名
17)木曜ビギナーバスケ18名/7名
18)日曜バスケクラブチーム19名/12名


■後期に向けて(数値目標から)

中学生の場づくりは進んできたものの、既存の定期活動の募集アクションが足りないことは否めず、ミニバスクラブチーム、テニスなどの昨年度に比べると少なめの活動に対してのフォローは課題だと思っています。

新規の定期活動として、来年度に向けて、スポーツ鬼ごっこの活動(大会には出ず楽しむことを目的にします)を、既存の定期活動の前後で行う予定などもあり、それが参加者増加の起爆剤になればとも思います!また園児向けの活動(にこすぽ)も新たに展開予定です!!

主催活動で年間参加登録者500名は、今のクラブでも、じゅうぶんポテンシャルはあるかと思うので、あと112名?!まずはそれを超えていくような場づくりをしていきたいと思います!!

数自体は、もちろん目的でないものの、どれだけ理解・共感されているかを表します。

そういえば以前、スポーツ少年団ミニバスのある関係者から、自分達の考え(理念という意味ではなかったかと思います)に合うかどうかが大切で、『ただ人数が増えればいいのか?考えが異なる人達が増えたところで意味があるのですか?』と言われたことがありました。

『自分達は、理念の共有をしていくよう努めるにせよ、より多くの人達が参加できるようオープンなスタンスの活動で、参加者数が増えているのかは、自分達としては大切である』とお伝えしました。

自分達のクラブの立ち上げ当初からの大きな数値目標は、定期活動参加の年間登録者1000名(主催活動800名以上)です!会場確保や支える人材の課題などもありますが、いつかは超えていきたいと思います!まずは、今は主催活動で500名を超えていきたいと思います!

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