マガジンのカバー画像

9th grade living room

129
このマガジンは「楽しむ、チャレンジする、続ける」をゆる〜く発信するスペースです。 みんな違ってみんないい。 ジャンルもペースも自己責任でこの場で発信して自己実現しましょう!
運営しているクリエイター

#仕事のコツ

「差別化」に必要なのは比較ではなく違い

「差別化が必要」 なんて聞くと、 自分の外側に注目してしまいがちだ。 競合と言われる同業の人たちを眺めては、 自分は何を尖らせられるのか? と、背伸びしてしまったり。 かと思えば、 同じような自分よりもスキルのある人を見つけて、 足りない部分にばかり目がいってしまったり。 「私には何ができるんだろう…」 と自信がなくなって、 結局何もできなくなってしまったり。 でも、 どんなに人より優れたところを探しても、 同じようなことができる人は必ずいるし、 居なかったとしても

ブランドをカタチづくるピースの見つけ方

「あなたの中の大切なものは何ですか?」 そう聞かれて、何と答える? 家族? 友人? 仕事? 趣味? 大切にしている思い出の品? そんな風に、人や事や物が思い浮かんだら、 次にこう自分に聞いてみて欲しい。 「家族や友人といるとき何に幸せを感じますか?」 「どんな仕事をしているときにワクワクしていますか?」 「その趣味のどの部分に没頭しますか?」 「その大切な品にはどんな思い出がありますか?どこに心が温かくなりますか?」 大きなカテゴリで捉えているものを、 「?」を使っ

目的はすり替わりやすいので要注意です

11月はお祭り三昧。 いろんな場所でいろんな催し物をしている。 昨日は家族4人で交通安全の啓発イベントに行ってきた。 毎度ながら、長男大好きはたらくくるまが大集合のイベントだ。 そこで、 私の住む広島県福山市を走る「まわローズ」というバスの展示と運転シュミレーションのゲームを行っており、 そのゲームを体験すると「まわローズ」のペーパークラフトをくれた。 「帰ってから作ろうね」 と言っていたのだが、案の定夜はバタバタと時間がなくて、そのままねんねへ突入。 寝かしつけ終え

届くビジュアルをつくりたいなら生活の中の「なんで?」を言葉にしよう

昨日は2週間に1度の図書館に行く日。 長男は大好きなはたらくくるまの本を借りた。 このタイトルのところがエンボス加工されていて、ボコボコと浮き出ているのだが、 今日絵本を読み終わってから 「なんでボコボコしてるの?」 と長男が聴いてきた。 そう! その「なんで?」 がすごく大事!! デザインには全部に意味がある。 「なんでボコボコしてるの?」 「なんで上は赤色で下は青色のグラデーションなの?」 「なんで文字がくねっと曲がっているの?」 そんな風に、 日々の生活の中

未来の自分のために今を整える

今目の前にあること。 とにかくそれを、 なんとかこなしたくなってはいないか。 時間に限りがあれば、尚そう思うだろう。 だけど、 少しだけ立ち止まって今を整えてみる。 そうすると、未来の自分のためになる。 突然だが、 私はコーディングが好きだ。 いきなり「なんのことですか?」という内容なのだが。 要は、デザインされた一枚ものの絵を、 プログラム言語を使って、ボタンが押せたり文字を選択できたりといったWebページとして体験してもらえるようにする作業、といった感じ。 私

どんなサービスでも『神は細部に宿る』

私がWebデザイナーを目指したのは25歳のとき。 異業種からの実務未経験者。 当然雇ってくれるところもなく、応募するたびに落ちていた。 でも、たくさんの企業さんに足を運び面接をしてもらった経験は、その後の私のデザイナーとしてのキャリアに大きく影響している。 「1ピクセルを大切にできないヤツに良いデザインはできない」 「余白を描け」 これは、面接で担当の社長さんや部長さんに言っていただいて特に心に残っている言葉。 『神は細部に宿る』 いろいろな業界でこの言葉を聞くけ

Webページをつくったら確認して欲しいこと

父に頼まれていたWebサイトの改修にキリがついた。 改修といっても、 WordPressの無料テンプレートを使って、少しばかり整えるだけ、という簡易的なもの。 時間でいえば、5〜6時間程度で終わるような作業だ。 そんな簡単な作業も、 1日少しずつしか時間が取れない、もしくは全く取れない! という現状なもんだから、頼まれてから3週間も経ってしまった。 子どものいる生活のなんと身動きが取れないことか。 気になるところは山のようにあるし、整えようとすればいくらでも整えられる

思いやりから生まれる『つかいやすい』デザイン

『思いやり』 それは、私が仕事をする上で、もっと言えば生きていく上で最も大切にしているワードではないかと思う。 相手の心に想いを馳せ、何を望んでいるのか、何を考えているのか。 想像し、寄り添う。 そんな「ひと」の心に想いを馳せる私が、今抱いているデザインの定義がこれ。 『言葉にならない想いや形にならないイメージを、思いやりをもって人に寄り添い、見て聞いて触って分かるものに変換すること。 その先で、「好き」の気持ちが出会い、育まれ、心が豊かで幸せな世界が生まれること』

想いを届けるのにトンマナがすごく大事なんだけどどう伝えたら伝わるかな

デザインやブランディングのお話をしている中で出てくる『トンマナ』という言葉。 この『トンマナ』というものは、何かを伝えたい、届けたい!というときにものすごく大切なんだけど、なかなか大事さが理解されない。 なんなら、デザイナーの中でもトンマナを意識できずに「なんとなく」で作っている人もいるのではないだろうか。 まず、『トンマナ』って何?という問いには、Googleさんがいろんなページを出してくれるので、その中から引用させてもらいます。 個人的にはすごく分かりやすく解説して

共に走る、良き相談者でありたい|私のトライの記録

昨日、現在実施しているモニター商品、 『言葉とイメージで方向性をつかむWeb活用相談会』 の3人目のオンラインセッションがあった。 日曜日の夜にご連絡いただいて、金曜までに仕上げたいプレゼン資料のアドバイスが欲しい、とのこと。 期間があまりないので、今までのようにヒアリングシートを元にいろいろ情報収集をしたりする時間はなく、開始30分前に少しだけ調査をした程度で臨んだ。 私の実力でどの程度答えられるのだろう? という不安はありつつも、既にお二人とのセッションを終えていた

モヤが晴れたその先に、共に進むこと|私のトライの記録

昨日今日と、現在実施中のモニター商品、 『言葉とイメージで方向性をつかむWeb活用相談会』 に関わるお仕事をさせていただいています。 昨日は、4人目のオンラインセッションを実施。 終始和やかな雰囲気で、お話しながらいただいた質問にお応えしていきました。 具体的には。 発信をしていきたいと思っているけれど、 何から始めれば? どの媒体でするのが適切? 継続するためにはどうすれば? どんなことを発信していけばいいの? といった、発信に対する漠然とした不安にお応えし

表面的な手段と、本質的な目的にずれが生じていること

今日、現在実施しているモニター商品、 『言葉とイメージで方向性をつかむWeb活用相談会』 における、3人目モニターさんとの追加オンラインセッションがあった。 3人目に実施したお相手の方とは、いつもとは変則で2回のセッションを実施。 Webの話というよりは、お話を聞きながら言語化をお手伝いする会だった。 具体的な内容は、 「読書を習慣にする方法」を聞いてくれる人に伝えるための内容と資料についてのご相談だったのだが、 お話を聞いていく中で、 お相手の方が伝えたいことは、