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8月3日(土):「かまくら子ども議会」で地方自治について学ぶ

本日もローカルな話題を少しばかり。

先週末には神奈川県の鎌倉市で子ども議会が行われていました。

この子ども議会は未来を担う子どもたちが、市議会の模擬体験を通じて市民生活と行政との関わりや、鎌倉市が直面するさまざまな課題について考えるきっかけにしてほしい、との意図で実施されています。

また実際の議場を使って行われるリアルな体験を含め、市長等への質疑応答も通じて民主主義や地方自治の仕組みについても理解を深めてもらうことが目的となっています。

こうやって、子どもを対象にしながら地道に社会の仕組みや学びの機会をつくっていくのは良いことですね。

こちらのnoteでは昨年に全国ではじめて実施された茅ヶ崎市の「こども選挙」を取り上げたこともありました。

■茅ヶ崎子ども選挙

そのようにして新しい試みを始める意義も大きいですが、かまくら子ども議会は今回が23回目にのぼり、地道な取り組みを継続し続けることの大切さも示唆しています。

なお今回の子ども議会における全体テーマは「『SDGs未来都市かまくら』の未来を考える」に設定されていました。

そのうえで子どもたちから市長等へ寄せられる質問分野は次の9つです。
(1)産業
(2)福祉
(3)教育
(4)環境
(5)歴史
(6)文化
(7)防災・防犯
(8)都市整備
(9)人権

現在、鎌倉では観光客の集中による交通渋滞やごみのポイ捨てなど、オーバーツーリズムは現在進行形の問題になっているから、子どもたちも興味関心も高く、これらへの質問などもあったようです。

子ども選挙にしても、子ども議会にしても、子どもたちが地方自治に触れる機会が増えていくのは望ましいことだと思っています。

このような取り組みが少しずつ各地へ広がっていけば良いですね。

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