見出し画像

8月16日(水):人気も、取り扱いも広がるアートペン

昨日は平塚市美術館の企画展でダンボールアートを観覧した旨を記したので、本日もアートつながりの話をもう少しばかり。

先週の日経MJに掲載されていた記事にぺノンが販売する「アートペン」が取り上げられていました。

このアートペンは世界の名画のモチーフを印刷した木製ボールペンで、文房具店での販売に加えて美術館やテーマパークなど、その取扱いがにわかに広がりを見せている人気商品です。

私がアートペンを知ったのは先月末の自身の誕生日に際して、社員がアートペンをプレゼントしてくれたことがきっかけでした。

葛飾北斎の富嶽三十六景がプリントされたペンを早速使い始めましたが、実際に手に取ってみて驚くことがいくつかありました。

ボールペンを握ってみると印刷されたアート部分は凹凸の伴った立体感があり、油絵のような表現がなされています。

またペンが入っていたケースそのものもダンボール地の独創的な仕掛けが施されていてアートの要素を感じましたし、ケースの一部を分解して組み立てるとペン立てになるような遊び心も盛り込まれていました。

そしてペンは脱プラを進めるべく木材でつくられており、植林が約束された森林認証木材を使用しているから、使えば使うほど森林が増えるような仕組みです。

こうした諸々を加味すると1本1,500円の価格設定ながらも、微に入り細に入り作り込まれた点やメッセージ性から、金額的な高さよりも納得感が強いように感じます。

今は100円を出せば100均でボールペンが複数本買える時代であることを踏まえれば、1本1,500円はその10倍以上の価格といえます。

それでも固有の魅力を有していれば広がりが出ていく状況を踏まえると、改めて価値を探索していくことの大切さが実感できた次第です。

いいなと思ったら応援しよう!

フィットネスビズ
宜しければサポートお願い致します!