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5月3日(水):「DNA」×「技術的な強み」のガリガリ君

昨日は赤城乳業の遊び心を大切にする企業姿勢が投影された全面広告のことに触れましたが、本日も関連した話をもう少しばかり。

同社の定番品は周知の通りアイスの「ガリガリ君」です。

先般にはそのガリガリ君のソーダ味を20年ぶりにリニューアルした旨が日経MJでも記事になっていました。

同社の企業メッセージは昨日にも触れたように「あそびましょ」で、ガリガリ君でも遊び心を大事にした商品開発は随所に見られます。

限定味では話題をさらったコーンポタージュ味のような変わり種から、大人のガリガリ君シリーズや、地域限定の味まで様々です。

その一方で面白さに振り過ぎてしまった面もあり、お客様アンケートから商品本来の美味しさを十分に伝えきれていないのでは、との反省が定番商品であるソーダ味刷新につながったといいます。

というのも同社の祖業は1931年に始まった「天然氷」を売るお店で、「氷」こそが同社にとってのルーツであり、強みでもあったので、そこへのこだわりをもっと表現しようとの意図もあったようです。

不純物のない純氷の粒を従来以上に大きくして、氷の存在感がより強く感じられる仕様になったということです。

遊び心を大事にしたユニークな商品開発をしながらも、長年の定番商品の魅力もアップデートして磨き続ける両面、そのバランスが素晴らしいですね。

同社に浸透する遊び心の「DNA」と、ルーツとしての氷にまつわる「技術的な強さ」、この掛け合わせが赤城乳業を下支えしているのだろうと感じます。

そんなこんなで今度はリニューアルしたガリガリ君を食べてみます。

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