☘️休職する勇気_02 ~抑うつ状態 直前2~
休職する勇気_02 ~抑うつ状態 直前1~
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からの続き
ある日曜日の夜、いつも通り布団に入るが
なかなか寝つけず、そうこうしている間に
何度かウトウトするも、すぐ目が覚める。
気が付けば日付が変わっていた。
明け方も近づいてくる。朝が来る。
正直ちょっとした恐怖、怖さもあった。
そして、月曜日の朝になった。
仕事に行かなくてはと思うが、
一向に体が動かない。
動かなくてはと思い、目は開いている
なのに、体が動かない、重い。
鉛のようにとは、この事かと実感する。
寝不足も確かにあるが、体調不良だ。
今日は休もう。そう思った。
いつもの、ちょっとした疲労で
1日休めば大丈夫、そんな風に思ったが、
心、気持ちは行こうとしていなかった。
職場の上司に休むと連絡をした。
理由は・・・。
少し罪悪感を感じながらも
「ちょっと風邪で、熱はないのですが」
と伝えた。
今日は体調不良で有給休暇を
取得したのだと自身に改めて確認し、
「お大事にしてください」と言われ
休む連絡を終えると気持ちも軽くなった。
そして、翌日、火曜日の朝になった。
やはり昨日と同じ、前日の夜から眠れず
また寝不足が続き、体は鉛のように重い。
起き上がる事が辛い。
会社に行きたくない。
行こうとしても起き上がれない。
本当に体が体重の重さとは関係なく、
体自体が鉛のように重たく寝床から
剥がすことが出来ないのである。
体が鉛のように重たいとは本当なのだ。
初めて、これか、と実感する。
よく疲労で、体が鉛のように
重いんだよねー、と、口にした事も
あったが、あんなの冗談だ。と
本気の体験をして初めて分かった、
自分でもびっくりする程の重さ。
まさしく、体が鉛で出来ている。
そして、2日目の火曜日も休む事とした。
熱があれば数日休むことがある。
2日間は休めるだろう、許容範囲だろう、
そう自分に言い聞かせ、上司に連絡。
また罪悪感が出る。嘘ではない。
体調不良には間違いはない。
ただ風邪のように熱もなければ、
明確に体調不良の理由が言えない。
ましてや、休むと連絡したあと、
2日目も心が軽くなり楽になった。
それが罪悪感を生み出すのかも知れない。
けれど3日以上の休みには、
それらしき理由がない、熱もない。
明日はどうしよう・・・。
そんな悩みと心のざわつきが出た。
明日、水曜日も行ける気がしない。
どうしよう。
体調不良は間違いない。
だけど明確な理由が伝えにくい。
なんと話せばよいか。
明日は水曜日、もう今週は、
勇気を出して出社しない方向で
自分のために休もうと決めた。
可能なら在宅ワークにしてもらおう。
認められるかな。
どちらにせよ出社は出来ないな、
これが2日目、火曜日の私の本音だった。
明日、上司に連絡する事を、
心でざわざわしながら考えて
火曜の夜が過ぎていった。