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新NISA解説(つみたて投資枠と成長投資枠って何!?)

こんにちは。gengenです。

前回の配信で、NISAの概略についてはある程度理解していただけたのではないでしょうか。

今回の配信では、もう少しNISA制度について詳しく説明をしていきたいと思います。
ただ、この配信を見てくれている皆様がこれからNISA制度を利用する場合には、新NISA制度を利用することになりますので、NISA(旧NISA)ではなく、新NISA制度について説明していきたいと思います。

まずは下記の表をご覧ください。

gengen作成(参考:金融庁HP)

はい。もう眠たくなってきましたね(=_=)笑
私が見ても眠たくなります(=_=)笑
でも大丈夫です!頑張って分かりやすく説明いたします<(`^´)>

新NISA制度では、

・つみたて投資枠
・成長投資枠

の2種類の投資枠がありますので、あなたはこのどちらか、又は両方の投資枠を使用して投資信託商品や株を購入することができます。

前回の配信のとおり、通常、株を購入して利益が出た場合には、利益額に対して約20%課税されてしまいますが( ノД`)シクシク…、この新NISA制度を利用して株を購入した場合は利益が出たとしても非課税となり、まるまるお財布にインする事ができます( *´艸`) シシシ。

ただ、いくらでも株を購入することができて、かつ、その株で生じた利益が全て非課税になると、国は株式市場から税金を一切徴収する事が出来なくなるので(本当は徴収しないで欲しいですが( ノД`))、新NISAでは投資金額に上限を設けています。言い換えると、投資枠の範囲内であれば、すべて非課税で運用ができますよー!ということです。

それでは続いて、下記の違いについて説明したいと思います。

①つみたて投資枠
②成長投資枠

①つみたて投資枠
つみたて投資枠で購入できる商品は、

『長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託(金融庁の基準を満たした投資信託に限定) 』

とされています。難しいですね。。。

例をあげて説明すると、例えばあなたが目を付けた不動産会社が4社(A社、B社、C社、D社)あったとします。
あなたはこの4社のうち、『A社は最近業績もいいし、テレビでCMもいっぱい見るし、今後株価もグングン上がるだろう』と思い、投資資金100万円全額を使ってA社の株を購入しました。
しかし、A社はその後急激に業績が悪くなり、株価が2分の1になってしまい、あなたの100万円も2分の1の50万円になってしまいました。。。恐ろしいですね。。。
だけど、その他のB社、C社、D社は業績が伸び、株価が1.2倍になりました。

あなたは当然こう思うでしょう。
『B社、C社、D社の株を買っておけば良かった。。。だけど、その時はA社が伸びると思ったんだよな。。。』

じゃあどうすれば良いか。
A社、B社、C社、D社を25万円ずつ買えば良いのです。
そうすると、
A社:25万円×1/2=12.5万円
B社:25万円×1.2=30万円
C社:25万円×1.2=30万円
D社:25万円×1.2=30万円

よって、あなたの100万円は
12.5万円+30万円+30万円+30万円=102.5万円になりました。

A社だけに投資すると100万円が50万円になってしまいましたが、
A社、B社、C社、D社を25万円ずつ買うと、100万円が102.5万円になりました。

つまり、これがリスク分散という考え方です。
リスクを最小限に抑えるためには、リスクを分散させる必要があります。

そこで、つみたて投資枠の登場です。
つみたて投資枠では、このように何社もの会社(商品)をひっくるめて一つの商品にしたもの(以降、パッケージ商品とします)に投資をすることができます。
しかも、投資の専門家が厳選した会社(商品)のパッケージ商品です。

復習です。つみたて投資枠で購入できる商品は、

『長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託(金融庁の基準を満たした投資信託に限定) 』

でしたね。言い換えると、
『投資の専門家が厳選したいくつもの商品をパッケージ化することにより、リスクを分散した商品。しかも金融庁が認めたパッケージ商品。』を購入できるということです(私の解釈です。間違っていたらごめんなさいm(__)m)。

また、『つみたて』という字の如く、毎日いくら、毎月いくら、のように、コツコツ銀行に貯金するように、パッケージ商品に投資をする事ができます。
なんか良さそうですね。ワクワクしてきましたか!?笑

②成長投資枠
成長投資枠を超簡単に説明すると、
『つみたて投資枠ではパッケージ商品しか購入することができませんが、成長投資枠ではパッケージ商品だけではなく、個々の商品も購入することができますよ!』といった感じです。

例えば、先程の例で不動産会社が4社(A社、B社、C社、D社)あったとします。
つみたて投資枠では、4社(A社、B社、C社、D社)がパッケージ化された商品しか買う事ができません。しかし、成長投資枠では、パッケージ商品だけではなく、あなたが欲しいA社だけを狙い撃ちで購入することができます。A社の将来性をあなたが予見できれば、A社の個別株を成長投資枠で購入してみるのもいいかもしれませんね。

実際私も『つみたて投資枠』と『成長投資枠』の2つの枠を使用して投資をしていますが、私は下記のようなイメージで投資枠の使い分けをしています。

・コツコツとリスク分散して資産を形成したい!⇒つみたて投資枠
・とても好きな会社があり、この会社の株を買いたい!⇒成長投資枠

投資商品はたくさんありますので、つみたて投資枠と成長投資枠のどちら(又は両方)の投資枠を使用するか、そしてどの商品を購入するか等、選択肢は無限大で、あなたが自由に決めることができます。

長くなりましたので、ここで一旦区切り、次回は新NISAの『非課税保有限度額』や『年間投資枠』等について解説していきたいと思います。

あなたのお金はあなたの収入を増やしてくれる大事なパートナーです。
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最後に、スキやコメントをいただけると、とても嬉しくて飛び跳ねてしまいます。

それでは次回の記事をお楽しみに!!

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