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本のこと全般。絶版本。忘れられた療法。
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#臨床心理学

John Bowlbyの「母子関係入門」(邦題)に関して①

私は前にも少しだけ他の記事で触れましたけども、臨床での基本姿勢は「here and now」です。here and nowは最もパワフルで純粋で、曇りがない。それは大学院を出てから時間が経っても変わっていないですし、現場でも大事なことを繰り返し確認するだけです。 (ただし、所属している組織側から苦しめられ続けることになる。最大の問題はそれです。ほとんど人間が現実に隷属するのを見てきた。それが現実だ。でも他よりもちょっと勇気がある人は、現実に落ちた者たちと戦い続けなければならな

大切な本の中の1冊

河合隼雄さんの「心理療法論考」はすごく心に残っている一冊。私の心理学の勉強はこの本から始まった。言うたら私の心理学のスタート地点。 根。 この本をよく読んでいた頃の、思い出も一緒に封じ込められているのでかなり特別な本。大学の図書館で棚から抜き出して、その場で何回も、何回も、立ち読みした。 そんなことを繰り返していたらどうしても欲しくなってきて、買うことに決めた。Amazon。当時約5000円。むちゃくちゃ高い。届くまでは本の状態が心配だったが、図書館でいつも読んでいたも