おひとりさまブレインストーミング#18「ニクヨさん」
肉乃小路ニクヨさんが好きで、よく動画を拝見しています
なにか質問に答えるような企画で、記憶に残っているのがあります
・仕事を持ち、経済的にも自立している30代の妻が、整形したいと言ってきました
・金は自分で出すと言っています
・キャリアもあり、夫もいるのに、なぜ整形したいのでしょうか?
・妻の心理が分かりません。私はどうすればいいでしょうか?
女の私も、ニクヨさんがなんとこたえるのか注目しました
ニクヨさんは、いつも、慎重に言葉を選びながらザリザリと核心に迫っていきます
ものごとを考えるときに伏し目になるのが、とてもアンニュイです
「うちゅくしい」とはこのことか
ヒトはヒトをみるとき、こちらをみていないときに盗み見ている
みとれているときのなんともいえない居心地の悪さは、こういうことかも。
みとれているとふと
「この人は、・・・美醜のジャッジから逃れたいんじゃないか」
「逃れるためには、整形という、多少ずるい手段を使ってでも美しくなるしか、方法がないんじゃないか」
そして
「あたたかくみまもってください」
「ふつうにしてください」
と助言なさっていました
たしかにそうだ
仕事ができても、性格が良くても
夫がいても、子どもがいても
ヴィトンを持ってもシャネルを持っても
けっきょく女は、美しさを測られる生き物なのです、同性からも異性からも
そんなふうに社会が育ててきてると思う
外にものさしを持つ「空っぽな女」が存在するのは、自責じゃないと思います
ニクヨさんおすすめの本「グロテスク」を読みながら感じたことをまとめました。
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