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腰痛

最近、長距離運転が祟ったのか。
腰の調子がいまいちです。

ただ単に腰痛といってもいろんな病態があります。
セラピストはそれを把握してアプローチしていかなければなりません。

私の話をします。

以前から時々いわゆるぎっくり腰に悩まされていました。
年に数回、立ち上がり動作が困難になるほどの腰痛。
何気なくレントゲンを確認してみようかとなりました。
整形外科に勤務していたときのことなので、
特別に病院いって、診察受けてといった感じではなく、
軽い感じで。

画像をみてびっくり!

圧迫骨折⁇

画像1

と言わんばかりの変形具合…

実はフィジカルコーチの仕事をしていて、結構動けるのです。
自慢じゃないですが、種目によっては現役Jリーガーにも勝ってしまうほど。

どおりで痛いはずです。

椅子座位。特に車のシートは骨盤後傾しやすい。
このレントゲンで注目は、椎体間関節の狭小化と椎間関節の状態。

特に第5腰椎と骨盤の間。L5/S1と表現しますが。

そこの変形が…

徒手療法を主体とする弊社のアプローチにおいても、
L5/S1へのアプローチは重要です。

腰痛のクライアントが訴える「立ち上がる時が痛い」はここの機能障害が多いように感じます。

実際はどのように動くのか。
レントゲン画像を白黒反転した画像です。
これは国際的にご活躍の若手バレエダンサー。
腰痛を持っていますが、これくらい動きます。
左が屈曲。右は伸展した画像です。

腰仙関節

こんなに動くものなんですね。
現在、弊社でコンディショニングの真っ最中。
新たなチャレンジに向けてフィジカル的な準備をしています。

小生の場合、屈曲すると嫌な感じがします。
画像を診ると関節が適合しなさそうですもの。

車の運転の際は、腰のクッションを当て、写真の部分が屈曲しないように気をつけています。

図1

変形など構造的破綻を来たしている身体は、
使い方を工夫しないと、構造破壊を助長してしまいますので。
そういう意味では画像を診ておくことが必要かもしれないですね。

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