読書が苦手な人と読書家の違いは?
賢いから本を早く読めるわけではない?
本を読むスピードが早い人は頭が良いんだなと思ってしまいますが、
地道に努力してきた結果が、理解力の早さ、読書スピードの速さに繋がります。
学校の勉強を小中高大としっかりやったひとは、本を読むのが早いです。
頭の良い人ほど、地道に勉強しているひとがほとんどです。
読書力を高めるって、めちゃめちゃ地味なんです。
基礎知識がなければ早く読めない?
ひらがなを勉強したから、ひらがなが読める。
漢字を勉強したから、漢字が読める。
至極、当たり前ですが、読書も同じです。
本には情報が詰まっています。
それを読み解くには、基礎知識がないと、上手く読めないし、理解もできないです。
入門書から読むのが基本とする、読書術の書籍が多いのも、そのせいです。
なぜ学校の勉強が大事なのか?
本を書いている人が基本、知識人で、教養があるひとが多いからです。
日本人の書いた本は、日本語で書かれているから、日本人には理解できる。
アメリカ人が書いた本は、英語で書かれているから、アメリカ人は理解できる。
教養のある人が書いた本は、教養のある文章で構成されているから、教養があるひとなら理解できる。
鍵のかかった部屋は、外から見れますが、中を見たいと思ったら、鍵をあけるしかないです。
文章を読むことはできますが、本質を理解するには、教養という鍵が必要なんです。
本は全部読まないのが普通?
読書は興味があるところから読み始めるのが基本で、ちんぷんかんぷんの所は読まないのが普通です。
恋愛をするときに、いきなり抱き着いて、結婚してくれという人は居ないですよね。
最初は声をかけるところ、挨拶をするところからはじめる。
自分という存在を知ってもらう所からはじめる。
本というのは、難しい所と簡単な部分が乱立しているので、理解できる部分をさがして読むのが基本です。
ステップをしっかり踏んでいく、これが読書です。
読み飛ばしたらもったいないと思ってる?
難しいと思った本は、もう1度、2度、3度と読み返すのが普通です。
ここを読みたいけど、飛ばして、もっと理解を深めてから、読みなおそう。
これが正しい読書です。
1冊目に買った本が難しい、2冊目も難しいな、3冊目は少し難しい、4冊目はなんとか、5冊目は半分読めたぞ、1冊目に再チャレンジしよう。
難しいと思ったら、簡単そうな本を読む、次は少し難しい本にステップアップ。
ドラクエやポケモンと同じです。Lv.を上げてから強い敵と対峙する。みんなゲームで出来ても実生活では活かせないようです。
The author is FQ.