俺の目は節穴か(2024春のプロスペクト
2024年の正月に独自にプロスペクトランキングを出しました。
資格が曖昧で今思うと反省ばかりですが、取り敢えず出したのでその結果発表といきたいところ。
今回はプロスペクトを外れた(一軍の試合に出場した)選手を並べ、そういった選手の活躍を見通せていたかどうか、ランキングの上位に据えられていたかどうかを見ていきます。
年齢によるランキングからの卒業はありますが、出場機会増による資格失効者を中心に見ていきます。
そして後半はプロスペクトだと筆者が判断しつつも、戦力構想外となってしまった選手を並べていきます。こちらの方が私の眼力がわかりますね。
↓↓↓正月発表のプロスペクトランキング
↓↓↓6月20日時点での途中経過
プロスぺ卒業の選手達
筆者が付けたランキングと共に紹介していきます。
#5安田悠馬
34試合 .262(122-32) 2本9打点0盗 .658
ようやっとプロスペクトを卒業した杜の都の星。目を見張る打球速度を通年で見られれば、どんな成績を残すのか楽しみだ。
#7長谷川信哉
72試合 .183(208-38) 2本8打点10盗 .514
資格がアバウトだったプロスペクトランキングだったので対象としていた長谷川。流石に今期の出場機会数で卒業。これで3シーズン505打席の消化。
ボール見ろよ、と言いたくなる空振りを量産した2024だったが、身体能力の高さは誰もが知るところ。チームとしてもまだ諦めたくない。
#8ブライト健太(年齢により)
35試合 .239(46-11) 2本3打点0盗 .683
119打席消化も当方の規定によりプロスペクトを卒業。
もっと使ってほしかった。フロアが担保されているのは明らか。
2025は必ず飛躍したい。
#14蛭間拓哉
63試合 .220(214-47) 1本16打点3盗 .547
飛躍が期待された2022年のドラフト一位。しかし不本意な一年に。
ゴールデンルーキーもこのまま1外野手となってしまうのか。
#23金村尚真
29試合 2.38 7勝6敗6H 136回 98奪三振 1.03
新人王投票でも2位票を多く得た金村。様々な役回りをこなしつつ、先発としてやれる力を十分に見せた。フレームからして金村よりもシーリングの高い投手はチームに多くいるが、この完成度は捨て置けない。来期は一年間ローテーションを回って欲しい。
#32井上温大
25試合 2.76 8勝5敗2H 101回 99奪三振 1.13
六月からローテに定着するとそのまま完走。入団以来期待されてきたプロスペクトが開花した。序盤リリーフ起用でスタートしたのもなんだかんだよかったらしい。
#37山村崇嘉
58試合 .219(201-44) 2本23打点1盗 .552
満を持して起用された大器。しかし、Theライオンズみたいな成績に。まだ来年23歳と伸びしろはあるので、染まらないように頑張って欲しいところ。
#39水谷瞬
97試合 .287(327-94) 9本39打点4盗 .779
2023現役ドラフト1の出世株。攻守共に不安だったオープン戦から見違えるような活躍。交流戦から一軍に定着するとそのまま完走。ホークスの二軍から並べてみると順調なステップアップのようにも。
#46梶原昂希
91試合 .292(339-99) 4本30打点16盗 .707
ファームを卒業していたプロスペクトがようやく本格稼働。積極的なスタイルで夏場から爆発。横浜のAクラス入りの原動力に。一方で極端に四球が少ないアプローチは成績の安定に暗雲か。
2025は指標厨を欺く活躍が求められる。
#48森敬斗
71試合 .251(187-47) 0本5打点8盗 .621
プロ入り以来横浜のトッププロスペクトだった森。度重なる怪我もあり期待値も下がり始めた2024、最多の71試合に出場。来シーズンも華のあるプレーに期待したい。
#50岡留英貴
35試合 2.84 1勝0敗6H1S 38回 24奪三振 1.24
中継ぎ変則右腕。2024は僅差の試合で圧倒的な成績は残せず。監督の信頼を勝ち取るまでには至らなかった。来期は勝ちゲームでの登板数を増やしたい。
#57前川右京
116試合 .269(324-87) 4本42打点0盗 .697
虎期待の若手はプロスペクトを無事卒業した。
これからはチームを引っ張る存在となる。持っている「上手さ」に「力強さ」を加えて貢献していきたいところ。
#58黒原拓未
53試合 2.11 4勝3敗3H0S 59.2回 67奪三振 1.01
広島の左腕プロスペクトは今季リリーフで登板を重ねた。相手チームとしては結構怖いが、その荒れ球が持ち味とも言え、成績を伸ばすことに期待がかかる。7HPって少なすぎるもんね。
#63富田蓮
33試合 0.76 0勝1敗4H0S 35.2回 22奪三振 0.87
130㌔後半~140㌔前半の直球で打者を打ち取る謎の存在。出力が不足しているためリリーフなら可能性があると思っていたが、その通りとなった。
変化球も多彩でコントロールもいいがここまで抑えたのはよくわからん。
#67正木智也
80試合 .270(263-71) 7本29打点1盗 .739
若手達がシーズンを完走出来ない中、後半戦をしっかりと走り抜けた外野プロスペクト。若手の中ではホークスの優勝に唯一貢献したと言っても過言ではない選手。次々選手が補充される環境で結果を出せたのは良かった。長く活躍して欲しい。
#70田中幹也
112試合 .224(313-70) 2本23打点5盗 .551
実質一年目となった2024。守備面も含め一定の数字は出した。
一方で攻撃能力で考えると、中日はより充実した内野陣を組める。田中幹也としては2025は勝負のシーズンとなりそうだ。
#73長谷川威展
32試合 2.49 4勝0敗6H0S 25.1回 21奪三振 1.18
現役ドラフトで移籍した一年目、左のワンポイントとして稼働。一軍で1枠あるかないかのポジションだがなんとか掴み取った。来期も起用される方針で、移籍して良かったと言えよう。
#74川村友斗
88試合 .268(123-33) 1本14打点3盗 .726
育成から上がった今期は、柳田の怪我などで空いたポジションを埋めつつバッティングでアピール。代走や守備固めだけでなく、スタートから出られる力がある事は証明し続けた。贔屓球団に欲しい。
#75田宮裕涼
109試合 .277(307-85) 3本30打点10盗塁 .693
今期のファイターズを象徴する選手。試合に出ながら成長し、打てる捕手として評価できる数字を残した。
#92蛯名達夫
76試合 .256(223-57) 3本17打点3盗 .678
流石にプロスペクトとは呼べないか・・・となったところから良く巻き返した。チームにとって貴重な右打者である。
構想外となった選手達
次に、戦力構想外となってしまった選手達です。
私が期待していたのに球団は切ってしまった、つまり素人は期待していたけどプロのお眼鏡に叶わなかったという選手たちを並べます。私の眼力を見ていきましょう。
#38遠藤成、#60菊田拡和、#77仲田慶介
#84フェリックス、#86上田洸太朗
育成落ちを含めなければこの上記4名が構想外となっています。素行は私の知ったこっちゃありませんが、各内野手はポジション被りによるリリースとなっています。遠藤と仲田は次の契約が決まりましたし、頑張って欲しいです。
この他、私が見誤ったランキングとしては、
#12北村恵吾、#16根本悠楓、#20澤井廉
#28益田武尚、#31渡邊陸、#36豆田泰志
#47中村貴浩、#52小園健太、#66松井友飛
#69韮澤雄也、#76小孫竜二、#82山野太一
#83増田陸、#89吉田賢吾、#96森木大智
#97山下輝、#98鈴木勇斗
あたりが挙げられるでしょうか。
精度を上げられるようにこれからも野球を見ていきます。。。
まとめ
活躍を当てられた選手は19名、見誤った選手は17名、構想外となった選手は5名という結果になりました。
あんまりだね。
長谷川、蛭間、山村の順位が高いのはゲインロス効果だし、正木、川村、田宮の順位はちょっと低かった。