[NPB]TOP 100 PROSPECTS 2024Autumn
X(旧Twitter)で「プロスペクト」と検索すると野球オタクの心の叫びが見られるね。TDLの頃になるとメジャーリーグを見ている野球オタクのそれはそれは主張の強い呟きが見られるよ。
日本プロ野球においても「プロスペクト」と呟く人は総じてオタクだね。
オタクのプロスペクト論はもはや偏愛だよ。
ということで、プロスペクトランキングです。
正月にプロスペクトランキングは出しました。色々反省点はありますが、その時の最善は尽くして考えました。
↑こちらは反省を活かして贔屓球団だけで作りました。自信はあったのですが、全然読まれていません。
ランキングの作り方
私はプロスペクトランキングを作る時、
という感じで作っています。
[2024春]はこんな感じで、各球団の1位を比較しまず松尾を全体一位に、そして羽田を選んで・・・といった感じです。
なのでこんな感じで[2024秋]のランキングを作っていきます。
秋なので2023年ドラフトの選手達も一気に評価対象となりました。
プロスペクトの対象となる選手
プロスペクトには基準が必要です。
上記のよく使われている基準をミックスさせて参考にします。
私はセントラルリーグのファンですので、パシフィックリーグの選手の査定は非常に甘くなります。ゲインロス効果なんかも度々出てくるので、どうにかフラットな目を維持しようと努めてはいますがご了承ください。
※思想はシーリング重視ですが、シーリングが低くてもデビュー年が早そうであれば◎
※ハイリスクタイプは好きですが、若干低く順位づけると思います。
※性癖ですので、中継ぎ投手を評価してしまう可能性があります。
※筆者はイージースポーツやDELTAに金を払っていません。
※イージースポーツのSNSは食い入るように見ています。
※J-Sports、GAORA、スカイA、スポーツライブ+、日テレジータスは見ています。
※2024ロースターで考えておりますので、2024終了時の戦力外通告等の情報は反映しておりません。
※スポーツナビよ、永遠に
※Q.ドラフト前に出しちゃうんですか?
A.アマチュアほんとにわからないもん
プロスペクトランキング
1位~10位
#1 松尾 汐恩 (横浜) C 20歳 右投右打 178cm78kg 22➀【#1】
#2 羽田 慎之介 (埼玉) LHP 21歳 左投左打 191cm 84kg 21④ 【#2】
#3 田中 晴也 (千葉) RHP 20歳 右投左打 186cm 92kg 22③
#4 前田 悠伍 (福岡) LHP 19歳 左投左打 179cm 76kg 23①
#5 浅野 翔吾 (東京) OF 20歳 右投右打 171cm 86kg 22➀ 【#3】
#6 福島 蓮 (北海道) RHP 21歳 右投右打 190cm 76kg 21育➀ 【#10】
#7 菅井 信也 (埼玉) LHP 21歳 左投左打 183cm 80kg 21育③ 【#78】
#8 中川 勇斗 (阪神) C 20歳 右投右打 172cm 75kg 21⑦ 【#17】
#9 達 孝太 (北海道) RHP 20歳 右投右打 194cm 97kg 21➀ 【#62】
#10 Julian Tima (東京) 3B/OF 20歳 右投右打 193cm 86kg 【#95】
【】内は春に付けたランキングを参考までに。
11位~20位
#11 寺地 隆成 (千葉) C 19歳 右投左打 177cm 82kg 23➄
#12 松浦 慶斗 (北海道) LHP 21歳 左投左打 186cm 101kg 21⑦
#13 齋藤 響介 (大阪) RHP 20歳 右投右打 177cm 72kg 22③ 【#6】
#14 福田 幸之介 (名古屋) LHP 19歳 左投左打 181cm 84kg 23④
#15 門別 啓人 (阪神) LHP 20歳 左投左打 183cm 86kg 22② 【#9】
#16 古謝 樹 (東北) LHP 23歳 左投左打 182cm 75kg 23①
#17 斉藤 優汰 (広島) RHP 20歳 右投左打 189cm 94kg 22➀ 【#4】
#18 岩井 俊介 (福岡) RHP 23歳 右投右打 181cm 92kg 23②
#19 仲地 礼亜 (名古屋) RHP 23歳 右投右打 177cm 83kg 22➀
#20 井上 広大 (阪神) OF/1B 23歳 右投右打 188cm 100kg 19② 【#64】
21位~30位
#21 柳川 大晟 (北海道) RHP 21歳 右投右打 191cm 92kg 21育③ 【#40】
#22 廣瀬 隆太 (福岡) 2B 23歳 右投右打 181cm 88kg 23③
#23 山本 大斗 (千葉) OF 22歳 右投右打 180cm 90kg 20育③ 【#33】
#24 古川 雄大 (埼玉) OF 20歳 右投右打 186cm 90kg 22② 【#71】
#25 上田 希由翔 (千葉) 3B/1B 23歳 右投左打 183cm 96kg 23①
#26 井上 朋也 (福岡) 3B/1B 21歳 右投右打 182cm 89kg 20➀ 【#25】
#27 石田 裕太郎 (横浜) RHP 22歳 右投右打 180cm 74kg 23➄
#28 萩尾 匡也 (東京) OF 24歳 右投右打 180cm 85kg 22② 【#49】
#29 武藤 敦貴 (東北) OF 23歳 左投左打 178cm 73kg 19④ 【#44】
#30 髙寺 望夢 (阪神) SS/3B/2B 22歳 右投左打 178cm 76kg 20⑦ 【#90】
31位~40位
#31 田村 俊介 (広島) OF 21歳 左投左打 178cm 97kg 21④ 【#18】
#32 進藤 勇也 (北海道) C 22歳 右投右打 182cm 90kg 23②
#33 東松 快征 (大阪) LHP 19歳 左投左打 179cm 89kg 23③
#34 西舘 勇陽 (東京) RHP 22歳 右投右打 185cm 79kg 23➀
#35 野田 海人 (埼玉) C 19歳 右投右打 174cm 80kg 22③
#36 杉山 遙希 (埼玉) LHP 19歳 左投左打 181cm 82kg 23③
#37 松本 晴 (福岡) LHP 23歳 左投左打 181cm 88kg 22➄ 【#73】
#38 細野 晴希 (北海道) LHP 22歳 左投左打 180cm 86kg 23①
#39 Christian Rodriguez (名古屋) SS 22歳 右投右打 184cm 74kg
#40 吉野 創士 (東北) OF 21歳 右投右打 186cm 78kg 21➀
41位~50位
#41 小森 航太郎 (新宿) SS/2B 21歳 右投右打 173cm 83kg 21④
#42 大野 稼頭央 (福岡) LHP 20歳 左投左打 176cm 68kg 22④
#43 北村 恵吾 (新宿) 1B 24歳 右投右打 182cm 90kg 22➄ 【#12】
#44 井上 絢登 (横浜) OF/3B 24歳 右投左打 178cm 83kg 23⑥
#45 内田 湘大 (広島) 1B/3B 20歳 右投右打 183cm 97kg 22②
#46 菊地 吏玖 (千葉) RHP 24歳 右投左打 183cm 93kg 22➀ 【#21】
#47 吉川 悠斗 (千葉) LHP 19歳 左投左打 185cm 82kg 22育➀
#48 井坪 陽生 (阪神) OF 19歳 右投右打 177cm 88kg 22③ 【#93】
#49 矢澤 宏太 (北海道) LHP/OF 24歳 左投左打 173cm 71kg 22➀ 【#29】
#50 森下 瑠大 (横浜) LHP 20歳 左投左打 180cm 75kg 22④
51位~60位
#51 笹川 吉康 (福岡) OF 22歳 左投左打 193cm 95kg 20② 【#22】
#52 佐藤 啓介 (広島) 2B 23歳 右投左打 182cm 95kg 23育②
#53 山田 脩也 (阪神) SS 19歳 右投右打 177cm 71kg 23③
#54 田村 朋輝 (東京) RHP 20歳 右投右打 184cm 81kg 22育② 【#30】
#55 常廣 羽也斗 (広島) RHP 23歳 右投右打 180cm 77kg 23①
#56 Alexander Armenta (福岡) LHP 20歳 左投左打 185cm 79kg 【#42】
#57 松木平 優太 (名古屋) RHP 21歳 右投右打 178cm 78kg 20育③
#58 堀田 賢慎 (東京) RHP 23歳 右投右打 186cm 88kg 19➀ 【#11】
#59 椋木 蓮 (大阪) RHP 24歳 右投右打 179cm 86kg 21➀ 【#53】
#60 横山 聖哉 (大阪) SS/3B 19歳 右投左打 181cm 86kg 23①
61位~70位(グレード50の想定)
#61 中森 俊介 (千葉) RHP 22歳 右投左打 182cm 90kg 20②
#62 高見澤 郁魅 (横浜) 3B 18歳 右投左打 183cm 85kg 23育①
#63 京本 眞 (東京) RHP 20歳 右投右打 189cm 80kg 21育⑦
#64 王 彦程 (東北) LHP 23歳 左投左打 180cm 82kg
#65 堀 柊那 (大阪) C 19歳 右投右打 179cm 82kg 23④
#66 孫 易磊 (北海道) 19歳 RHP 右投左打 183cm 81kg 【#88】
#67 井崎 燦志郎 (福岡) RHP 20歳 右投右打 187cm 78kg 21育③
#68 入江 大樹 (東北) SS 22歳 右投右打 185cm 83kg 20➄ 【#94】
#69 坂井 陽翔 (東北) RHP 19歳 右投右打 186cm 88kg 23②
#70 内藤 鵬 (大阪) 1B 20歳 右投右打 180cm 103kg 22②
71位~80位
#71 松石 信八 (千葉) SS 19歳 右投右打 175cm 75kg 23育②
#72 石塚 綜一郎 (福岡) 1B/OF/C 23歳 右投右打 181cm 87kg 19育➀
#73 畔柳 享丞 (北海道) RHP 21歳 右投右打 178cm 85kg 21➄
#74 中島 大輔 (楽天) OF 23歳 右投左打 180cm 78kg 23⑥
#75 佐藤 航太 (福岡) OF 20歳 右投右打 184cm 77kg 22育⑪
#76 松本 隆之介 (横浜) LHP 22歳 左投左打 188cm 94kg 20③
#77 庄司 陽斗 (横浜) LHP 23歳 左投左打 184cm 91kg 23育④
#78 遠藤 成 (阪神) 2B/3B/1B 23歳 右投左打 178cm 85kg 19④ 【#38】
#79 藤田 悠太郎 (福岡) C 19歳 右投右打 170cm 75kg 23⑦
#80 深沢 鳳介 (横浜) RHP 21歳 右投右打 177cm 74kg 21➄ 【#24】
81位~90位
#81 茨木 秀俊 (阪神) RHP 20歳 右投右打 182cm 87kg 22④
#82 木村 優人 (千葉) RHP 19歳 右投左打 185cm 77kg 23③
#83 金田 優太 (千葉) SS/3B 19歳 右投左打 183cm 83kg 22➄
#84 野口 恭佑 (阪神) OF/3B 24歳 右投右打 180cm 86kg 22育➀ 【#35】
#85 前川 誠太 (広島) SS 21歳 右投右打 176cm 69kg 21育②
#86 村田 怜音 (埼玉) 1B 23歳 右投右打 196cm 110kg 23⑥
#87 澤井 廉 (新宿) OF 24歳 左投左打 180cm 94kg 22③ 【#20】
#88 根尾 昂 (名古屋) RHP 24歳 右投左打 177cm 84kg 18➀
#89 鴨打 瑛二 (東京) LHP 20歳 左投左打 195cm 90kg 21育➄
#90 西村 瑠伊斗 (新宿) 3B/OF 20歳 右投左打 178cm 80kg 22②
91位~100位
#91 才木 海翔 (大阪) RHP 24歳 右投右打 181cm 85kg 22育② 【#27】
#92 伊藤 琉偉 (新宿) SS/2B 22歳 右投右打 180cm 78kg 23➄
#93 小林 珠維 (福岡) RHP 23歳 右投右打 184cm 91kg 19④
#94 イヒネ イツア (福岡) SS 20歳 右投左打 184cm 78kg 22➀ 【#100】
#95 田中 楓基 (千葉) RHP 21歳 右投右打 180cm 75kg 21育➀
#96 前田 純 (福岡) LHP 24歳 左投左打 189cm 85kg 22育⑩
#97 笹原 操希 (東京) RHP 20歳 右投右打 180cm 76kg 21育④
#98 日當 直喜 (東北) RHP 19歳 右投右打 190cm 105kg 23③
#99 吉田 賢吾 (福岡) C/1B 23歳 右投右打 181cm 94kg 22⑥ 【#89】
#100 戸井 零士 (阪神) 3B/1B 19歳 右投右打 181cm 78kg 22➄
編集後記
7月中旬から準備を始め2か月半掛けて作り上げたランキング。
二軍成績などのデータがその間も更新され、試行回数が増えるごとに選手の査定も変化していきました。環境に慣れ成績を上げ評価を上げていく若手がいたり、身体づくりを終え後半戦にようやく出場機会を得る選手もいました。
基準とした出場機会数を超えるかどうかみたいな選手もいましたし、そういう意味ではランキングは最後まで迷いました。
しまいには戦力外通告とかもあって情緒が滅茶苦茶なままランキングを書いた感じです。
スカウティングスケールを組むほどファームを追えていないので、フィーリングが入ったランキングにはなりますが、自分としては納得のいくものになりました。
あと、10月に入り庄司陽斗(横浜)の見落としに気づくというトラブルもあって結構焦りましたがランキングに入れました。ちょっと低めかもしれませんが(それにしてもファーム日本選手権での気合は凄かった)。
12球団総勢359名の有資格者のうち、リーグTop100に入るだろうと私が考えた選手をご紹介しました。
予防線を張るようですが、プロ入りした選手全員に一軍昇格のチャンスはありますし、大成する可能性はあります。それぞれ贔屓球団があると思いますが選んでないからといって応援してないわけではありません。ごめん。
「プロスペクト」という単語を使うファンは最近でかなり増えたと思いますが、野球界全体に広がって欲しいと私は思っています。調べれば調べるほど各々のプロスペクト論が目に入ってきて自分の基準がぶれないようにするのが必死でした。
プロスペクトを獲得し、育てていくというプロセスを経ずに強くなったチームなど古今東西無いからです。
このnoteをお読みいただき、NPBで頑張るプロスペクト達に興味を持っていただければ幸いです。
プロスペクトを計画的に運用する事が当たり前になる未来を祈って。
これを持って私の編集後記とさせていただきます。