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4回目を読み始めている、赤毛のアン

節目節目でなぜか読みたくなる本。
結末がわかっていても何度も観るドラマや映画。

心の変化がそうさせているのか、状況の変化から振り返りたくなるのか。

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急にふと読み返したくなるのが「赤毛のアン」。
想像力豊かな主人公アンの魅力に、時々会いたくなる。

赤毛のアンシリーズ11巻の内、やはり一番好きなのは、この1巻。

孤児院にいた主人公アンは、マシュ、マリラ兄妹に引き取られる夢見がちな少女。
本当は農業を手伝ってもらえる男の子がほしかったため、一時は返されるはずだった。アンの人生は、この兄妹によってどんどん変わっていくのである。
そして、兄妹も日に日に考え方や暮らし方が変わっていく。

この物語の一番の楽しみは、アンが思い描いたカナダ、プリンスエドワード島の長閑な景色から想像の世界へ連れて行ってくれるところだ。

表現力が独特で、希望に満ち溢れ、頑固であるけれど、素直に謝ることが出来るアン。

私自身と重ね合わせ、アンに憧れ、現実逃避させて来れていたのかもしれない。

家族とは、、、。

アンは血の繋がらない家族と暮らす。
マシュ、マリラは子育てをしたことがないが、少しずつ子供との触れ合いを覚える。

アンとマシュ、マリラは、血は繋がっていないが家族である。
その間柄がとても羨ましく感じた。

11巻までの間に次々と起こるストーリーは、家族、友人、パートナーなど人間関係や、夢、仕事など共感したり悲しんだり楽しんだりできる。
読み返して、必ず悲しくなる場面は一緒だが、初めて読んだような気分にしてくれるところもある。

だから、きっとまた何年か後も読み返すだろう。




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りい
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