2回目のアンパンマン

今年のゴールデンウィークは、巷でも言われている通り「3年ぶりの行動制限なしのGW」だったこともあり、個人的にも本当に久しぶりに“大型連休”らしいゴールデンウィークでした。

4月に休日出勤が2日あったので、その代休を5/2・5/6に取らせてもらったこともあり、残念ながら5/8はイベント立ち会いの仕事でしたが、それでも9連休だったので、とてもリフレッシュできました。

とはいえ、小さいお子さんのいらっしゃるご家庭はどこも同じだと思いますが、大型連休ともなると子どもとたくさん遊ぶことになるし、お出かけもするので、ふところ的・体力的にはかなりハードな連休となりました(笑)

でも、日々成長していく子どもと長い時間一緒に過ごせることは、とてもありがたいことですし、幸せなことだと改めて感じた連休でした。

さて。

今回のお話は、この大型連休の初日、4/29のお昼過ぎの、長男(小2、7才)との会話のお話です。


長男がかなり真剣な面持ちで、

(息子)「お父さん、〇〇ちゃん(長男はまだ自分のことを名前&ちゃん付けで呼びます)な、すごいことを発見したんやけど、教えてほしい?」

と。


普段こんな前フリはあんまりしない子なのでなんやろと思い、

(私)「なになに教えて」

と。


(息子)「あんな、アンパンマンているやんか。でな、アンパンマンて、たまにな、1回目(一つめの顔のことです)に負けちゃうことあるやんか。」

(私)「たしかにな。いつもではないけど、たまにあるよな。」

(息子)「やろ。でもな、実はな、2回目のアンパンマン(顔を交換してもらったアンパンマンのことです)はな、ぜっっっったいに負けへんねん!絶対勝つねん!お父さん知ってた?!

(私)「知らんかった!けど、言われてみたらたしかにそうかもな!よく気づいたな。でもさ、なんで1回目では負けちゃうことあるのに、2回目は絶対負けへんねやろな?」

(息子)「それも〇〇ちゃん分かってんねんけど、1回目負けちゃうときっていうのは、たとえばアンパンマンとバイキンマンの1対1のときじゃなくて、アンパンマンとバイキンマンとだれだれ、みたいに、相手が2人いるときやねん」

(私)「そうなんや!それも知らんかった!ほな、もう一個のお父さんの質問の、『なんで2回目は絶対負けへん』の方は?」

(息子)「それは・・・ジャムおじさんとバタ子さんが、『もう絶対負けませんように』って気持ちを込めて焼くから、2回目は絶対負けへんねん!」


・・・最後のは相当論理的には怪しいとしても笑、息子が、多くの事象に共通する法則を見つけ、その法則の要因まで説明できることに、素直に「すげぇなぁ」と、成長を感じ嬉しくなりました。

と、同時に、こういうものの見方をできることに対して、なんだかうらやましかったです。


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