見出し画像

7月14日(日)

7月14日(日)雨のちくもり

朝9時半から予定があり、家に帰ってきたのは11時すぎ。
朝は味噌汁と餅を焼いて食べたが、少しお腹が空いていたので、友達のお泊まりで食べるつもりだったポップコーンを1人作って食べた。
バター味と書いてあったが味が薄く、醤油をかけると一部に醤油が染み込んだ。
星野源のエッセイを読んだり、どうぶつの森で、毎日のルーティンをこなしていると朝が早かったこともあり眠くなって寝てしまった。

目が覚めてケータイを見ると、17時前だった。
さっきまで強めに降っていた雨は止んでいたが空はまだ明るかった。
夏は昼が長く時間の感覚がバグる。
せっかくお昼にモスバーガーを食べに行こうと思っていたのに、惜しいことをしたと思ったが節約になったからいいか、という自分もいた。

明日が仕事ということもあり、夜はゆっくりとした時間を過ごしたいと思ったので、夜ご飯の準備に取りかからなければと思ったが本を読み終えたい気持ちが強く30分ほど読書をした。

星野源のエッセイは初めて読んだが、自分をよく見せようと取り繕うこともなく、日常を描く姿が素敵だと思った。
少しずつ読み進めていた本を読み終わり、エッセイを書いてみたいという気持ちが芽生えた。

夜ご飯を作るまでにまだ時間があったので米を水に浸けている30分間はつぶつぶを描くことにした。
6時間も向き合っているのにまだA4一面を埋めるのには時間がかかりそうだ。

私にとって「つぶつぶ」は作品に価値があるのではなく作品を作る行為に価値があると考えている。
だからこそ、毎日30分はつぶつぶに向き合うというルーティンは私にとって最も重要で友達2人が家に来ていてもつぶつぶに向き合う時間をとっていた。
つぶつぶやっても良い?という質問に快く答えてくれる2人の友人の存在はとても有り難い。

つぶつぶを終えて、炊飯器のスイッチを押した後は近所のライフに自転車を走らせた。
エビ炒飯の材料を買いに行く。

先月初めて自分で自転車を買ったのだが、マスタード色の自転車は可愛くてとても気に入っている。
昔途中まで読んで諦めた小説で主人公が自転車のことを「まなみ号」と呼んでいたので、私も同じように密かに「まなみ号」と名前を付けている。
自転車を漕ぐ時間は1日の中でほんの少しの時間だが、その時間はとても尊い。
この時期は夕方になるとちょうどいい気温で風を切るのが気持ちいい。
ドライブ・マイ・カーを観てから、車があれば身ひとつでどこへでも行けるのだと思ってから自分の車が欲しいと思うようになった。
ミニクーパーのような典型的な車で可愛らしいものが好みで自分の車を持つのは先になるが、それでも自転車でその感覚を味わうことができる。
逃げたくなった時には「まなみ号」と一緒にどこかに逃げられる。
そう思うだけで少し救われる時がある。

スーパーに着くと、ネギと冷凍のエビ、仕事中に飲むためのマウントレイニア2つをカゴに入れた。
それに合わせて仕事中に飲んで気分が上がるような小さい缶のファンタとアップル ルイボスのティーパックを買った。

家に帰ってからわかめスープとエビ炒飯を作って計画通り20時半に夜ご飯を終えた。
夜ご飯を全て食べ終えて、冷蔵庫に余りの炒飯をいれる時にきゅうりの浅漬けを仕込んでいたことを思い出した。
自転車を走らせモスバーガーに着くと、店内には食事を楽しんでいる人は1人としていなかった。
閉店間際だったかな、と思いながらレジに進みモスシェイクのコーヒーMが渡されるとすぐに帰路に着いた。
スタバでお気に入りのアフォガードフラペチーノより安く、ごくごく飲めるモスシェイクはたまに飲みたくなる。

風呂に入る前に久しぶりに筋トレをし、風呂から上がった後は明日飲むお茶の準備や部屋の片付けをしてスッキリした頭で一昨日初めてもらったコメントへの返信を考える。
noteはやっている人口が少ないと言われたことがあるが、それでも私の文章に興味を持ってくれた人がいてくれたのは本当にありがたいと思う。

休日は1日中寝て、夕方からボチボチ動き出すか、朝早めに起きて自習をしに行くかのどちらかだが、今日のようなささやかな幸せが少しでもある日が増えていったら良いな、と思う。

私は「なんで?」にとことん弱い。
人生5個くらい欲しいと思うくらいやりたいことは溢れているのにどうしてそれがやりたいのか聞かれると答えられない。
これが自分のやりたいことだけではなく、仕事で企画を考えるときもそうだから困る。
直感で動く自分を少しでも説明できるよう、『直感と論理をつなぐ思考法』という本と向き合って明日に備える。

Mrs.GREEN APPLEの「青と夏」に『今日を待ちわびたなんていい日だ』という歌詞がある。
まさに今日はそんな日だった。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?