ダサいことすんなって言ってんの
2024年11月16日(土)朝の6:00になりました。
本日18時から、新しい習慣をつくるための仲間の募集を開始します。
どうも、高倉大希です。
悪いことすんな、って言ってんじゃないの。
ダサいことすんな、って言ってんの。
キングこと、窪塚洋介さんの有名な台詞です。
20年以上前に公開されたドラマの台詞が、いまだに生きているわけです。
初めて耳にしたときの感想は、カッコいい台詞だなくらいのものでした。
噛めば噛むほど味がすると気がついたのは、社会人になってからのことです。
ファーストキャリアは、小学校の先生でした。
尻の青い若造が、30人近くの子どもたちをいちどに相手どるわけです。
こんなクラスにしていこう、こんな未来を実現しよう。
みんなで理想を揃えようと、はじめは必死にがんばりました。
ところが、それはもうびっくりするくらいにうまくいくことがないわけです。
複数人で理想をそろえるというのは、そう簡単ではありません。
そんなときに、とある先輩がこんなアドバイスをくれました。
「『カッコいい』じゃなくて『ダサい』を揃えられたらおもしろくなるよ」
子どもたちがもつ「ダサくはなりたくない」に、働きかけるというわけです。
このような感情はきっと、大人もおなじなのだろうなと思います。
「カッコいい」を実現するのは、なかなかに難しいものです。
ところが「ダサい」を避けるのは、案外簡単だったりします。
発表の練習をはじめる前は、みんなで「ダサい発表」を想像します。
人の発表を聞く前は、みんなで「ダサい聞き方」を想像します。
禁止事項でガチガチに固めることと、ほとんど同義なのではないか。
はじめはそんな懸念もありましたが、実際はまったくの反対でした。
「ダサい」を避けることを出発点に、自ら「カッコいい」を求めるようになったのです。
なるほどキング、そういうことだったのね。