スターバックス・ドーナツの誘惑
スターバックスに入るとレジの横にショーケースがあります。シナモンロール、アメリカンワッフル、パイ、スコーンなどなど、どれも魅力的なペストリーが並んでいます。
その中で一際僕の目を惹くのは「ドーナツ」です。
あなたは、ドーナツがお好きですか?
僕は大好きです。コーヒーのお供に食べたくなります。
特にスターバックスに行くと、僕はかなりの高確率でドーナツを食べてしまいます。だってショーケース1番手前、最高のポジションに美味しそうなドーナツたちが陣取っているですから。しかも定期的に新製品が出るので、その度についつい手が出ます。完全にスタバの思惑通りのカモネギです。
僕はつい最近までドーナツ(米:Donut)の名前の由来は英語のDo not(ドゥーノット:ダメ!)がなまったものと信じていました。「食べちゃダメ!」なんて危険な食べ物なのでしょう。
かのエルビス・プレスリーはドーナツ中毒で死んだ説(ゴシップです)を僕は長年信じていました。きっと、その美味しいさのあまり大量に食べてしまうからだ〜、なんて恐れおののきながらドーナツをモグモグしていました。アホですね。
実際の語源は、英語のDough(生地:ドウ)とNut(ナッツ)が合体して出来たそうです。名前の通り、もともとはナッツを入れた揚げ菓子でした。
スタバ以外にもミスタードーナツ、クリスピードーナッツもありますし、コンビニドーナツもなかなかのものです。
しかし、ダイエットにドーナツは天敵です。カロリー、脂質共に高く(1個で400kcal前後)、食感が軽いので2個3個と食べたくなります。
僕は絶賛ダイエット中なので「今日はドーナツを我慢しよう・・・」と家を出るときは思うのです。けど今朝もスターバックスに着き、コーヒーを注文していると、やっぱりショーケースのドーナツと目が合ってしまいました。すると頭の中で山下達郎が「お〜おお、食べたいなドーナツ」とDONUT SONGを歌い出すのです。そうなると、もうダメです。
穴があったら入りたいと、目の前の小さな穴を眺めつつ反省するも、苦いコーヒーと甘いドーナツという絶妙なマリアージュが、そんな罪悪感を微塵と吹き飛ばしてくれます。ああ、しあわせ。
要は、食っちまった言い訳です。はい。
では人はなぜ、ダメだとわかっていても、つい食べてしまうのでしょうか?
あなたは「食後、満腹にもかかわらず甘いものが欲しくなった」経験はありませんか?それを「エモーショナル・イーティング」と言います。あえて日本語にすると「ストレス食い」でしょうか?「疲れたから甘いものが欲しくなる」や「ムシャクシャして無性に食べたくなる」などもこれに該当します。
原因はズバリ、ストレスです!
脳は強いストレスを感じると、「コレチゾール」というホルモンを分泌します。コレチゾール自体には血糖値を上げて一時的にストレス耐性を強める効果があります。しかし過度にストレスがかかったり、ストレスが溜まったりすると、通常より多くコレチゾールが分泌されてしまいます。よって脳の働きにより、甘いものや血糖値の上がりやすい食べ物をより欲してしまうのです。
僕がついドーナツを食べたくなる原因も、ストレスだったということでしょう。
大事なのはストレスと上手に付き合っていくことです。ストレスを溜め込み過ぎないようにするために、自分なりのストレス解消法を持ちましょう。
僕の場合は筋トレや水泳、ロードバイクやサウナ。自然の中に出るのもいいですね。落ち葉で森が彩られる季節です。身も心もスッキリします。
あなたがスッキリする、ストレス解消法は何ですか?
さて、食べてしまったものは仕方がないので、運動して消費してきます!
【追記】
11月になるとスターバックス店内のBGMがクリスマスソングになるのですが、気が早すぎやしませんかね?