『教育』はなくなる?
✅ 教育の現状と課題
しばしば日本では、
「暗記型・知識詰め込み型」の
『教育』が問題視されています。
「偏差値至上主義」にあるために、
”テストの点数が高ければ良い”
”偏差値の高い学校に受かれば良い”
という風潮があります。
しかしながらに、
ITなどのイノベーティブな産業が
軸となっている現在において、
アメリカや中国、他の先進国
との経済差が開く一方となっています。
そして、AIの台頭によって
世の中が大きく変わろうとしている今、
改めて『教育』の在り方を
再考すべきと私は考えています。
✅ 学び方の変革とAIの役割
すでに、
「AIは人間よりもレベルが高い」
という存在になっています。
AIは、”人間の知識の集合体”です。
つまり、今までテストのため
一生懸命に詰め込んでいた知識も、
AIに聞けば一瞬でわかってしまうために、
「物知りな人」の価値が
圧倒的に低下しています。
素晴らしい知識を披露しても
「そんなのAIに聞けばわかるじゃん」
と一掃されることでしょう。
また、インターネットで検索することよりも、
”あなた専用”
にカスタマイズ可能なAIは、
はるかに有用です。
勉強の方法が、
教科書
↓
動画
↓
AI
へと間違いなくシフトしている現状があります。
そして、私たち自身が
「何のために学ぶのか?」
をより解像度を上げて
考える必要があると
私は考えます。
✅ 未来の『学び方』
実業家の孫泰蔵さんによると、
「AIによって『教育』はなくなる」
とのことです。
また、学ぶ順序も
「基礎 → 実践・応用」
ではなく、
「実践・応用 → 基礎」
であるべきと説いています。
基礎学習は重要ではあるものの、
「つまらない」ことが多く、
自分に向いている分野であっても
途中で飽きてしまったり、
断念してしまう経験が私自身にもありました。
例えば、
理科という教科で言えば、
最初に教科書を読むよりも
「面白いな」と思った実験内容に関して、
後で教科書を読む方が
理解度が高くあったかと記憶しています。
海外もまずは行ってみて、
それから興味があることを
いろいろと調べる方が
有意義かと思います。
何故ならば、
最初の基礎や調べるという行為の中で、
”時間が過ぎてしまう”
ことや
”わかった気になる”
ことが往々としてあるからです。
AI時代にある今では、
全てを満遍なく学ぶ必要もなくなり、
気になったらAIに聞いてみる
くらいのスタンスでも良いかもしれません。
それよりも
AIにはできない
”実践”を人間が積む方が
はるかに重要かと思います。
その”経験”を通じて、
AIと対話してみましょう。
基本的に多くの人は、
「お金を稼ぐため」に
学びます。
良い収入を得るために、
給料の良い会社へ入る。
給料の良い会社へ入るために、
偏差値の高い学校へ入る。
偏差値の高い学校へ入るために、
受験やテスト、学校の成績を良くする。
受験やテスト、学校の成績を良くするために、
勉強する。
最近では、
長い修行(基礎)が有される
寿司職人という職業において、
“修行0日”の人気店も出てきています。
先述した
「お金を稼ぐため」に学ぶも同様で、
まずは、
「お金を稼いでみる」の
応用・実践してみることが
重要な昨今かもしれません。
その中で、
「どうすればもっと稼げるのか?」
などの疑問や興味が湧いたときに、
はじめて”基礎的な教科書”を
読んでみたりする方が
骨身に沁みる学びとなることでしょう。
いずれにしても
AIによって学習効率も
格段に良くなっています。
いち早く
AIを使う側に立った人が
今後の社会を牽引していく、
そんな世の中がすぐそこに到来しています。