生徒と向き合う
読売新聞の教育ルネサンスで,「先生 第一部 向き合う」が連載されています。
「働き方改革」が叫ばれている今,自分の時間を削って生徒と真剣に向き合っている教師がいます。今日は,新潟県のある中学校の校長先生が,校内暴力の時代,荒れた生徒とどう向きあったかが紹介されていました。自分の経験と重なり,記事を読んでいるうちに胸が熱くなりました。
以前勤務していた中学校(4年と7年で計11年間勤務していました)では,毎日のように,窓ガラスが割れ,授業妨害,エスケープ,他校生とのケンカ,喫煙などが頻発していました。悩みながら荒れた生徒たちに接していました。
あの頃は,職員の団結力が強く,悩みを出し合い,解決策を模索し,大いに酒を飲み,大いに話していました。
確かに,大変な時代でしたが,熱気があふれていたように思います。
いい時代だったとは言いません。しかし,教師として「働きがい」を感じていました。
この記事を多くの若者に読んで欲しいと思います。教師は,子供の人生に直接関わることができる素敵な仕事だとわかるはずです。
校長先生は,記事の中でこんなことを言っています。
ロマンチシズムから出た言葉ではないと思います。彼の本音だと思います。