OODAループの構成要素について解説!
こんにちは、予算管理に特化した税理士&コンサルタントのT.Hiroです。
前回記事で事業再構築補助金やものづくり補助金、PDCAサイクルについての情報についてお伝えしましたが、今回はOODAループの具体的なフェーズについてお伝えしたいと思います!
(前回記事もご参照ください!)
1.Observe(観察=みる)
OODAループの中で実施する行動について、順を追って確認していきましょう!
まず、Phase1はObserve(観察=みる)です!
まずは市場や顧客、競合などの対象を観察・調査することから始まります。
現場の担当者自身が観察を行い、「生のデータ」を収集していくことばポイントです!
例えば、会計事務所の経営で、新たな顧客先にアプローチしたい場合は、セミナー開催やWebでの接点を持つなど、潜在的なお客さんとの接点をもって生の声を集める
など、相手の生の状況を見ることがPhase1に当てはまります!
観察・調査するときに大切なのは、「〇〇ならば〇〇だ」といった過去の経験をもとにした常識に囚われないことです!
あくまでも、状況をありのままに受け入れることが大切となります。
2.Orient(状況判断、方向付け=わかる)
Phase1で集めた情報を分析し、どういった状況が起きているのかを理解していきましょう!そして、方向性も考えていきます。
新しいサービスであれば、どのような方向性に進出するのか、
具体的なターゲット層はどのあたりに定めるか、
などの情報をある程度整理していきます!
状況に応じて素早く、方向転換、判断できるように意識することが大切です!
3.Decide(意思決定=きめる)
次に、どういった行動を取るべきなのかを決めていきます!
例えばハンバーグを作ることに決めたのであれば、家にある食材で作れるのか、それとも買い出しに行って必要な材料を揃えてくる必要があるのかを決定します!
Decideに時間をかけてはいけません!決めたら即行動です!
4.Act(実行=うごく)
Decideで決めたことを、実際に行動に移していきます!
新サービスをすぐに始める、もしくは一度サンプル顧客に試してからリリースする、などといったアクションを起こします!
Actのスピードをあげることで、
更にObverveをし、ループをどんどんまわしていくことが肝要です!
ここまで紹介したOODAループは、一度実行したら終わりではありません!
PDCAサイクルのように、微調整しながらループを繰り返し回していくことで、その効果を初めて発揮するものになります!
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回は、OODAループを確立するための秘訣などについてお伝えしたいと思います!
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