医療保護入院からただいま
先月は、怒涛の1ヶ月だった。
何度も自殺未遂を繰り返し、救急科のある大きな病院に行くよう勧められ、受診すると、即入院になってしまった。
入院中は、音楽プレーヤー以外の電子機器類すべてNGで、本当に暇だったから、ひたすら日記を書いていた。
入院した日、主治医に「あなたは真面目だから、頑張りすぎて自分を苦しめてるように見える」と言われた。小学校受験をして、中学卒業まで全力疾走していた頃の私を、否定されたと思った。
🫖さんにも、入院前に、「小学校受験したことに誇りを持つのは恥ずかしいこと」と言われたことを思い出した。私の存在を否定されたと思った、「こんな私は存在してはいけない」と思った、私が死ぬことを肯定されたとさえ思った。
でも、入院して、勉強とは無縁の世界で初めて生活して、偏差値が70超えてたあの時も、数学で全国1位になったあの時も、学年代表になったあの時も、全部全部、過去なのだと気付いた。良くも悪くも今は違う。
私の存在価値、存在意義は、勉強や痩せではなかったのだと思った。それ以上に大切なものがあって、私を支えてくれていたことに初めて気付いた。
1番、入院して良かったと感じた瞬間は、やっぱり家族のことだった。入院前はほとんど私がやっていた家事は、少しづつ父と妹もやるようになったと聞いて、険悪だった父と母の関係も少し良くなっているように見えて、「これでよかった」と思った。
いつもいつも、家族のことばかり考えていた気がする。妹が癇癪を起こさないように、母をヒステリックにさせないように、父の機嫌を損ねないように、いつも心を削って気を配っていた。私が居なければ家庭崩壊するんじゃないかと本気で思ってしまうような状況だった。
何とかして家庭を保たなければいけないと思わずに済んだ入院生活は心穏やかだった。
他の患者さんの暴れる音や暴言に最初は苦しんだけど、私は部屋でひたすら日記を書いて、自分だけの世界に籠ることを覚えた。
今日で退院6日目なのだけど、少しだけ、病棟が恋しい。。。
でも、もう過去に縋る私とも、病気を言い訳にする私とも、お別れしたつもりで、病棟に戻る気もない。
あとはひたすら前に進むだけ。
あとはしあわせに生きるだけ。
体調を見ながらぼちぼちnoteも再開しようと思います。
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