わがまま姑🌟ゆる介護ノート ー第2話ー
美容院のスタッフからは、
姑が入り口で転倒し、
今は併設のスーパーの車椅子を
借りて座っていると説明を受けた。
そして、
「今日どうしても髪を切って欲しい」と
切願しているため、カット✂️しても
良いかと聞かれた。
(何でいちいち私の承諾がいるん?
姑のことやん💢)
急な出来事に、
まだ頭の中の整理が追いつかず
答えようがない。
とはいえ、誰も迎えに行ける状況やないので、
カットが終わり次第タクシーを呼んでもらって
乗せてほしいことと、迷惑をかけたお詫びを
伝えて電話を切った。
(またか・・・)
正直ぞっとした。
姑は今まで何度も転倒し、
その度に周りが振り回されてばっかり💦
結局は嫁の私に全ての負担がのし掛かる。
1時間半程たった頃、屋外で物音がした。
慌てて外に出てみると、
姑が外壁をつたって歩いていた。
「マットにつまづいてこけてん。笑」
私を見てへへへと笑う。
イラッ💢としたが、別に様子に変わりはない。
私は大して気にも留めず、家の中に入った。
でもそれはほんの序章に過ぎなかった・・・
つづく・・・