![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158813576/rectangle_large_type_2_e042ca8cec69b35161a19159e9cd284e.png?width=1200)
【腰痛、坐骨神経痛に電気治療】効果があるのか分かりやすく
今日は痛みに対して電気治療は効くのかを解説していきたいと思います。今回は、個人的な考えも含みますので、今行っていることを否定するつもりは全くないので、あらかじめご了承ください。
結論からお伝えすると、電気治療は
【坐骨神経痛や腰痛、膝痛の痛みの一部には効きます】
解説していきたいと思います。痛みを緩和させるのに使われる電気治療機は大きく2つ用いられます。
【1つ目】電気刺激を与えるもの
【2つ目】温熱刺激を与えるもの
![](https://assets.st-note.com/img/1729507427-FChDG8yVwrfmiK79WBnMa5Q4.png?width=1200)
この2つが使われることが多くなっています。
【電気刺激を与えるもの】
干渉波やハイボルテージと呼ばれるような機械
【温熱刺激を与えるもの】
ホットパック・ラジオ波、超音波と呼ばれるような機械
ですが、本当に詳しいことをお伝えすると、電気刺激を与えて、温熱を発生させるといったものもあるので、分類するのも実は難しいのですが、わかりやすいように、電気刺激はピリピリする刺激を与えるもの温熱刺激は温熱を与えるものと理解していただいても大丈夫です。
【2つの電気治療の特徴】
【1つ目】
電気刺激は、痛みを感じ取る神経の興奮を鎮めるといった効果があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1729507448-zDqOSnM5mg3EUhINwQWbsPGy.png?width=1200)
【2つ目】
温熱刺激は、筋肉や靭帯の血流を良くしたり、柔軟性を高めたり、痛みを感じにくくする効果があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1729507461-WO9Z0VqtMbAP61xeyYwjL8hr.png?width=1200)
といったように、電気治療には効果があるとされていますので、意味がないことではないのかなと思います。
ですが、大きな落とし穴があると思っていて、
【機械を使う人の力量にかなり左右される】ものであることは言えると思います。それは、患者様の痛い場所が把握できていない場合には、関係のないところに電気をかけてしまう可能性があることも十分考えられるので、これは効果が全くないことになります。この場合は、電気が効かないのではなくて、電気が痛い場所に当たっていない、施術者側のミスになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1729507498-KMw19EyRprUuDXfi5YeTJFNn.png)
私の周りではこのようなケースが非常に多いと感じているので、電気が一概に全然効かないわけではないのではないかなというのが、個人的な意見になります。
そして、電気にも【設定】がありまして
【例えば】
超音波という機械がありますが、この機会は高周波という痛みを感じない電気を体内に流して、熱を発生させるという電気になります。
超音波の特徴は、【電気を入れる深さを調整できる】といった特徴もあります。例えば、筋肉の奥に痛みがあるとしたら、そこまで到達させないといけないのに、設定を間違えて浅いところまでしか到達していないといったこともありえます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729507513-a1jPUh4Cse2KD7l8dZgoqJbn.png?width=1200)
これは、施術者側が勉強をして行うことなので、患者サイドからは当然言えないと思います。ですが、実際はこのように、【場所や設定を間違うと効果が全くないこともあるのだと把握しておく】のも良いかもしれません。
以上、電気治療が効果があるのかどうかを解説しました。
【まとめ】
電気治療によって、今ある痛みの緩和は見込まれますが、当てる場所や設定を間違えると全く効果がなくなる。
![](https://assets.st-note.com/img/1729507530-jP7vwebQrhF8KDmlupa1SJRg.png?width=1200)
とはいえ、私のセラピストとしての経験上、電気治療だけで痛みが治った人を未だかつて見たことがありません。
あくまでも、【電気は補助的なもの】だと思っています。
例えば、冷凍した筋を解凍するときに、電子レンジを使うように、電気を使ったほうが効率が良いこともたくさんあるので、あくまでも補助的な役割で使って、膝、腰、神経の痛みをとるためにやるべきことを行っていくということです。
痛みを解決するにはポイントが2つあります。
【1つ目】
今ある膝、腰の痛みをとる
【2つ目】
胸、骨盤、股関節、足首などの機能を高める
これができれば多くの痛みは改善していきます。
例えば、このように腰を反らせる動作であっても、最終的にはさまざまな関節の動きが必要になります。ここで他の関節が動かないと腰に痛みが出るといったことも非常に多いので、腰以外の施術やセルフケアも重要になってきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729507556-KzhkZBjUXYCbosD3fyenL4Ir.png)
最終的に腰に痛みが集中しているだけで、原因は他の関節といったことも多いので、こちらの動画でチェック方法を紹介しているのでチェックしてみてください。
そしてここでいう、痛み改善の定義は人それぞれあると思います。
・日常生活で痛みが全くなくなることを目標としている人
・たとえ走ったとしても痛みがないことを目標としている人
・たまに痛みが出てもしょうがないから、日々ケアをしながら日常生活を送れれば良い人
・仕事中の痛みは職業上、しょうがないけど、できるだけ痛みが出にくい体にしていきたい人
![](https://assets.st-note.com/img/1729507571-OUFX2zDCe96GmTlhsxRAovSj.png?width=1200)
といったように、様々理想の姿はあると思いますので、痛みを治す前にご自身の目標をまずは決めていただければ、漠然と不安なままリハビリを行うことも、少しは解消されるかなと思いますので、今一度立ち返って痛みを改善していきましょう。
そのために、私もできるだけ有益な情報を上げていきたいと思います。よろしくお願い致します。
公式ラインでは腰痛や膝の痛みに役にたつ情報を発信しています!よかったらご登録してみてください!
応援よろしくお願い致します!