【原因は膝ではない】膝痛改善7つの秘訣
膝の痛み改善に【やることを7つ】ご紹介したいと思います。
膝痛改善で一番大切なことは【膝が伸び切るようにする】ことになります。これができるようになると膝の痛みはかなり改善しやすくなります。
膝が伸びないと、膝が曲がったままになるので、体を支える筋力がうまく出ません。そして、重心が後ろに寄るので、膝に無駄な力が常に入り、疲労しやすくなっています。
膝を伸ばしきるには筋力強化が必要になりますが、実は筋力強化だけでは膝を伸ばしきることは難しくなっています。膝を伸ばし切るためには全身的な機能を改善することが重要になっています。
新潟大学の研究論文では、円背と呼ばれる背骨の変形と、膝の痛みについての研究論文が出ています。これには、女性の膝の痛みにはこの円背が関連することが示唆されています。
これはどういうことかというと、円背とは、胸の背骨が後ろに反っている状態になります。胸が後ろに反ると腰がまっすぐになり、骨盤が後ろに傾きます。そして膝を曲げることによってバランスを保つという姿勢が形成されてしまいます。
この姿勢になることによって、膝が常に曲がったままになってしまうので、膝が伸び切らないという状態になってきます。
こういった状態では、膝の筋力だけを鍛えても、円背という原因は取り除かれていないので、また膝は伸びなくなってきてしまいます。
これは極端な例かもしれませんが、程度は軽くてもこのような方は多いので、膝の痛みを全身から改善するように、行っていただきたいことを7つご紹介して行きたいと思います。
1)胸椎回旋エクササイズ(30秒)
①上の股関節を深く曲げる
②頭に手を当てて、後ろに倒れる
2)胸椎エクササイズ(30秒)
①四つん這い
②お尻を突き出すように胸、腰を反らせる
③へそを見るように胸、腰をかがめる
3)ハムストリングスエクササイズ(30秒)
①片膝を抱える
②膝をできるだけ伸ばし戻す
③繰り返し
4)大腿四頭筋マッサージ(30秒)
①座った状態
②バスタオルを丸めて、もも裏に当てる
③椅子から足が浮いた状態を作る
④お皿の上の部分を掴む
⑤足をぶらぶらさせる
5)膝蓋下脂肪体(30秒)
①椅子に浅く座る
②膝を伸ばしてリラックスする
③お皿の下のぷにぷにした脂肪を確認
④お皿の下の脂肪を横からつまむ
⑤横に揺らす
6)大腿四頭筋エクササイズ
①タオルを足先と膝裏に敷く
②足先にあるタオルに向かって踵を突き出すように膝を伸ばす
③膝の裏で枕を潰す-3秒キープ(膝の内側に力を入れること)
※膝の内側の内側広筋という筋肉が痩せやすいので、この筋肉に力を入れる練習になります
7)大腿四頭筋エクササイズ
①椅子に座った状態
②動揺しないように椅子を掴む
③背筋は曲げずに膝をできるだけ伸ばす
④戻す、繰り返し
以上、膝の痛みを改善される秘訣を7つご紹介しました。
背骨の影響から膝の痛みが出ていることも非常に多いので、ぜひおこなってみてください。
今日のまとめとしては、円背になることによって、姿勢が崩れて、膝が曲がったままになってしまいます。普段から膝が曲がったままになってしまうと、膝を伸ばす筋肉をつかう機会そのものがなくなってしまいますので、筋肉が痩せて膝を伸ばしきれなくなります。
膝を伸ばしきれない結果、膝の痛みが悪化するといったことが起きてきますので、これを改善するには全身を含めたセルフケアが必要になりますのでぜひ今日のメニューをおこなってみてください。
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