シニア・スキーのおすすめ(4) スキーへ行く工夫
スキーだけでなく、夫婦で何かをやっていると、費用はいつもツープラトン。仕方のないことですが、資金的にはちょっと厳しいものがあります。
スキーを楽しむのに、例えばスノーリゾートでプリンス系のホテルを利用すると、ホテルの目の前にすぐゲレンデがある、という贅沢なスキーができます。妻も喜びます。このようなリゾートホテルを利用すれば楽ですが、当然コストアップになり、大きな出費になります。また、最近はリフト代も非常に高いところが多いです。とくに大きく有名なスキー場は。その他、スキー場まで行く足代もばかにはなりません。
シニアで夫婦でスキーを続けるには、最近のコスト高は、非常に厳しいです。そのため、できるだけコストカットできるように、がんばらないといけません。
「いつものペンションが」
夫婦でスキーを続けてこれた一つの理由に、定宿になる良いペンションがありました。そのペンションは猪苗代にあったのですが、一番好きだったのが、夕食のお鍋。これが美味しかった。スキー以外の季節でも、日頃の疲れを癒すため、のんびりするのに妻と二人で夕食を食べに行くこともありました。またそのペンションは、サービスも良く、近場のスキー場は車で送迎してもらえるなど、いろんなメリットがありました。元々ホテルを利用するよりはペンションの方が割安ですが、ここはもう少しリーズナブルでした。でも、残念ながら、このペンションは、昨年秋に廃業してしまいました。非常に残念です。それで、最近はいろいろな方面でペンションを検討しているところです。ペンションの宿泊費は、見ているとスキー場などの行き先によって違ってきて、有名どころよりは若干マイナーな方が安く、またスキー場までの距離によっても違うようです。サービスはそれぞれで聞いてみないと分かりません。ただ、安くても、壊れかけのような宿だと困りますね。妻もブツブツ言います。いろいろ試しながら、良いペンションが見つかると良いなあと思っていて、まだ本当にこれ、というところは見つかっていません。
「保養施設の利用」
スキーを安くするためには、安価な保養施設を利用する手があります。一人1泊数千円のような。こういう施設は職場だけでなく、住んでいるところなどの自治体でもあると思います。以前に比べて自治体の保養施設はかなり無くなっています。昔は住んでいるところと勤務先の住所の2つの自治体で、いろんな保養施設が利用できたものでした。越後湯沢とかにあったり。この点、寂しい限りです。
ただ私の職場では、まだ直営保養施設としてリゾートマンションを利用することができます。一人1泊1,000円です。本来は温泉目的ですが、近くにスキー場もあります。弱点は食事がないので、朝夕自分たちで用意しなければなりません。近場で調達するというのも厳しい部分が。またスキー場があるといっても、それほど良いスキー場でもないです(言い方が申し訳ないですが)。少し足を伸ばさないと、良いスキー場には行けません。
また、別の保養施設として、健康保険組合でも保養施設があります。スキー関係で使えそうなところとして、軽井沢に直営保養所があるのですが、軽井沢のスキー場は。。。ここも食事なしで一人1,000円なのですが、もう少し白馬だとか湯沢とかにあれば、スキーに良いのですけどね。
あまり贅沢ばかり言っていると、スキーに行けなくなるので、妻と相談していろいろと手を打ちながら、リーズナブルに続けられればと思っています。
「ホテル素泊まり」
すでに書きましたが.スキー場直結のホテルは便利で、スキー場によってはなかなか捨てがたく、やっぱり利用したくなります。もちろん、ペンションとかよりは宿泊費用は高くなってしまい、ちょっと痛いのですが。それで、ホテル利用のコストを押さえる方法としては、まず食事なしの素泊まりにする手があります。それでも少し高いのですけどね。
素泊まりにすると、当然自分で食事を用意する必要があり、ホテルのレストランで食べてしまうと、素泊まりにした意味がなくなってしまいます。簡単に安く上げるには、お弁当とかおにぎりとか、食料を用意して持ち込み、部屋で食べる方法ですが、ただ、やはりスキーのときには、あったかい食事の方が良いですよね。そのために、カップラーメンや即席の味噌汁を用意したり。でも、やっぱりごはんが暖かい方が良い。そうなると、電子レンジがほしいです。この点、ホテルによっては共用の電子レンジを置いているところもあります。ただ、無いところが多く(高級なホテルほど無い)、店舗で開店時間中は使えるとか、店舗で買ったものだけ使えるとか、ホテルによっていろいろです。電子レンジぐらい使えるようにしてもらっても良いのでは、と思うのですが、それがなかなか、ですね。
私たちが今力を入れているのは、IHヒーターを部屋に持ち込んでの煮込みうどんです。カセットコンロは流石に危険ですので。うどんはスーパーで買ってきたシンプルなきつねうどんや天ぷらうどんなのですが、別に用意した白菜やネギ、椎茸やかまぼこもそこへ追加して、煮込むのです。これが結構、手軽でいけますよ。IHヒーターがあれば、お湯を沸かしてレトルトのカレーやご飯も温めることもできます。こうやって食材を自分たちで安く準備して、ゲレンデ直結のホテルを、コストを抑えて利用することもできます。
大きな問題点が一つ。各ホテルで大抵冷蔵庫が部屋ごとに設置されているのですが、その冷蔵庫はそれぞれで、大小も違います。製氷室もあったりなかったり。なるべく大きな冷蔵庫が良いですね。こうして、自分たちで工夫した結果の食事は、意外と楽しく美味しいものです。
持っていませんが、小型の電子レンジがあると良いといつも妻と話しています。肉まんやシュウマイも、美味しく温めることができます。
直結したホテルの利用には、いろいろなメリットがあったりします。例えば、ホテル宿泊者はリフトに乗るときに優先レーンを利用できるとか、格安でリフト券が購入できるとか。意外と利用してみないと分からないことも多くて、逆に保管設備でスキー板を置いておくのに、こんなところに?(置きたくない)と思うようなホテルもあったりします。でも、まずはメリットの部分を有効に活用できれば良いと思います。
「永く続けるために」
ペンションの利用時に、スキー場までの送迎は、ないところが多いです。この点以外にペンションの評価としては、全体的な清潔感や食事のクオリティが大きいですが、私たち夫婦としては、トイレやお風呂の環境も重視しています。とくにトイレは妻が一人で行きやすいのが良く、未だにトイレが男女兼用だったり、和式だったり、というところもありますよね。こういうところはうちではバツです。お風呂もトイレもキレイというと、少し贅沢ですかね。
スキー費用の削減については、車についても、妻と二人なのはもちろんのこと、高速道路はウィンターパスを利用したり、荷物として道中用のカップ麺等とお湯を車に持ち込むようにしていたりします。
最終的に、シニア・スキーとして永く続けていくのに、妻と二人で、無駄に費用をかけないようにしているつもりです。リフト代とか、シニアでも高いですからね。このようにいろいろと工夫することも、妻とスキーをする楽しみの一つです。
もし何か、節約の良い手をご存知の方は、ぜひお教えください。私も面白い節約方法が見つかりましたら、ここでお知らせするようにいたしますので。
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