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現代アートの楽しみ方!京都現代美術ギャラリー訪問記(後編)

「現代アートはわからない」って心のシャッター閉じて生きるのはもったいない。

私は、現代アートを楽しめるようになって、この世界の見方も楽しくなった。生き方にも影響を受けている。

私の楽しみ方↓


「自分の好き」がわかる

たくさん見ていくうちに、「自分の好き」がわかっていく。
現代美術が難しいからわからないのではない。
サッカーを何回か見ていくうちにルールがどんどんわかっていって、好きな選手が出てくるのと同じ。
すぐに「わからない」決めつけずに、回を重ねると自分なりの見方が備わっていく。
だから、気軽に色んなギャラリーを訪れてみてほしい。

わたしが価値を見出す

美術館に置いている作品は、「こういう価値がある」と社会に認められているが、ギャラリーはそうではない。玉石混淆だ。

みんなで価値を見出そうとする、
個々が価値づけに参加できるようになる、
そういう現代美術ならではの楽しみ方がある。

他の鑑賞者と交流しやすいギャラリーもあって、他の人と会話することによって、一人の感性や思考で自己完結してしまうのではなく、みんなで作品に価値を見出そうとすることにつながったりする。

ギャラリーオーナーや作家と直接お話ができる

ギャラリーは美術館と違って、作家やオーナーが在廊しているときが結構ある。
オーナーの熱い思いや作家さんからどうしてこの作品を作ったか?など直接聞くのが楽しい!

美術の世界と積極的、直接的に繋がっていける。

インスタレーションの仕方を見る

個性的な建物のギャラリーって、結構ある。

作品も素敵だけど、その世界観を演出するインスタレーションの素晴らしいアイデアに感動したりしてる。

おしゃれ空間なギャラリーが多くてインスパイアされます。

美の追求ではない。固定概念の打破だ。

「なぜ?」が頭に残るのも楽しい。
感性だけではなく、思考でも楽しめる。
一緒に行った人と考察し合うのも楽しい。

作家のエネルギーや世界観を感じる

発注依頼を受けたわけじゃない、ただ作家が信じてるものをバーンと提示する、そのエネルギーや世界観を感じる。



世界のいろんな見方を教えてくれるのが現代アート。

芸大に入って良かったな、って一番最初に実感できたのが、現代アートを楽しめるようになったことだった。

5ー7月に訪問したギャラリーの記事もアップしてます。


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社会人芸大生にゃすこ
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