社会人芸大生LilyRose

芸大で学ぶ社会人の成長日記。 京都のとある芸大のアート作品を創らない学科に在籍。 最短卒業すると同時にミッドライフクライシス(中年の危機)からも脱出予定。 大学生から人生をやり直し中。

社会人芸大生LilyRose

芸大で学ぶ社会人の成長日記。 京都のとある芸大のアート作品を創らない学科に在籍。 最短卒業すると同時にミッドライフクライシス(中年の危機)からも脱出予定。 大学生から人生をやり直し中。

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40代半ばで芸大編入を決めた理由

なぜ40代半ばの私が、芸大生になろうかと思ったかについて書きます。 人生の後半をどう生きるか40代半ばになり、あと何年生きるかわからないけど、 日本人女性の平均寿命で考えたら 人生の後半戦スタート。 芸術を学ぶことで、新たな眼差しで世界を見れるようになれば、 人生の後半をより創造的に心豊かに自由に生きることができると思いました。 芸術を『人間を自由にする学問』と定義し、 芸術という学問を通して、人間を自由にする教養と技を身につけ、 これから益々、自由に生きていくんだと

    • 想像していなかった未来

      わたしは10代のとき反抗期がひどく、世の中で先生と呼ばれる人たちが一番嫌いだった。 それがまさかの今は先生と呼ばれる仕事をしている。 ☆ 日焼けも虫も大嫌い!大学生のときから道路でも日陰を探して歩いていた私。 そんな自分が援農ボランティアしながら国内外を旅するようになった。 ☆ 学生に手を出すなんて犯罪だと思ってたのに、 36才で12才年下の大学院生と結婚することになった。(※生徒と先生という関係で知り合ったわけではない。私が先生になる前の話。) ☆ 自分には事務

      • 調査されるという迷惑。問い合わせ編②

        先生から、調査先にインタビューをするときの心構えを教えてもらった。 ①事前準備を怠らない ②手土産 ③相手のメリットの目星をつける ④恐縮や申し訳なさが出るインタビューはだめ、興味や熱意が前に立つインタビューする メールをスルーされたという前回の記事の続きです。 断るのは相手の自由。 でも、自分の強い意志は持ってお願いする。 こういうスタンスでオーナにアポをとるために電話をした。 先生が教えてくれた上記の④にも関わるが、 「もしよかったら・・・・してくれませんか?」

        • 調査されるという迷惑。問い合わせ編①

          演習科目は、実地調査やインタビューが必要なので、コミュ力がいる。 まずは、相手先に迷惑をかけないように、この本を読んだ。 『調査されるという迷惑』 読後、調査前に題材にしようと目星をつけていた所にデートついでに行ってみた。 現地で、ここを調査したいな、と思えたので、 スタッフの方に「オーナーさんとお話できますか?」と聞いてみた。 「アルバイトでは判断できないので、問い合わせ先から連絡してください」 と連絡先にアクセスできるショップカードを渡された。 未だ演習科目

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        40代半ばで芸大編入を決めた理由

          後悔しないレポート課題のテーマの見つけ方を教えてもらった

          大学入学直後は、感じたことを自由に書きたい!って、論理的な型にはめられることを不自由に感じてたのに、そこのところに対して抵抗感がなくなってきている。 反抗期を抜けて、学問に向き合っている。 先生が学生に学んでほしいと思っていることと 私が学びたいことやチャレンジしたいことが重なるところを見つけていくことが大学での自立した学びになる。 そこにたどり着いたのには先生たちのアドバイスがあった。 先生のアドバイス① レポート課題をやらされている感じにならないように、 自分が興

          後悔しないレポート課題のテーマの見つけ方を教えてもらった

          23年前のm-floのprismをサンプリングしたXGのIYKYK、今日MV解禁。 過去の推しと現在の推しの融合! 25年前の大学生の私はm-floに出会いドはまりした。 現在、社会人大学生の私は、ガチALPHAZ(XGのファン名)である。

          23年前のm-floのprismをサンプリングしたXGのIYKYK、今日MV解禁。 過去の推しと現在の推しの融合! 25年前の大学生の私はm-floに出会いドはまりした。 現在、社会人大学生の私は、ガチALPHAZ(XGのファン名)である。

          比較することの大切さを教えてくれた参考書。もっと早く出会いたかった本。

          芸大に入ってから、様々な作品や事例を比較する論述をしまくっている。 なぜ、こんなに比較する課題ばかりなのか、やっとわかった(気づけた)。 比較することが、そのものの事実を客観的に「ちゃんと見る」ために最も効果的な方法なのだ。学びの手段なのだ。 『美術を書く』という本の「比較についての書き方」の章を読んで、 これまでの自分が課題でやってきたことを思い出して、ほんとそうだな、って思えた。 『アートとしての論述入門』というテキストを使う科目「論述基礎」は個別に採点後のコメン

          比較することの大切さを教えてくれた参考書。もっと早く出会いたかった本。

          芸大生たるものとは

          みんながそこまでやってるって知らなかった。 久しぶりに、単位取得済みのレポートを学生同士で見せ合う「レポ見せ」に参加した。 この夏学期のレポ見せは、初めて芸術教養講義のレポ見せに参加した。 前回参加した芸術史講義のレポートより個性的なレポートを読めておもしろい。 みなさん調査の熱量のすごさも感じられる。 自分は、本文+参考文献しか先生に提出してなかったけど、 みなさん、自分で作成した資料を添付してたり、注釈の説明が濃い。 こういうのは、卒研でやるものだと思い込んでた。

          芸大生たるものとは

          社会人芸大生、1年経って変わったこと

          私は去年の10月に3年次編入学したので、芸大生になってちょうど1年が経った。 まさか、こう変化するとは入学時点では想像できなかった。 感性派の人間の理性が強くなった。私は直観で決断することの多い感覚派で、ほぼ感性で生きてきたが、芸大生になって、まさかの理性が強くなっている。 芸術を学ぶことはもっと感性的要素が大きいと思っていた。 しかし、 授業の課題に取り組んでいるとき、芸術を感性だけで触れるのではなく、理性で見ている。 この時代の美の基準は何だったのか? それがどう

          社会人芸大生、1年経って変わったこと

          社会人大学生が青春するのに必要なもの

          昨晩、ZOOMの同期会に参加した。 通信制の個人学習で溜まったストレスをこの同期会で皆で爆笑してリリースしてる。 同期に1回も対面で会ったことがないけど、ZOOM上で会うたびに同期の皆への愛情が増していると感じている❤️ 通信制なので日々、個人で卒業に向けて苦戦・苦労しているけど、 この会に参加して、みんなで笑ったり、励ましあったりしてると、 アラフィフだということを忘れて、「あ、私ちょっと青春してるかも」、と思える。 「青春」って、辞書上では、「人生を春に例えた夢や

          社会人大学生が青春するのに必要なもの

          課題頑張った結果がこれか・・と落ち込んでからの

          今学期の成績が発表された。 3年次編入して1年目の単位取得数は、合計46単位でした。 (60単位行ったら卒業研究を出せる) 学習において、成績より自分の変化を重視するようにしてるけど、 期待していた点数より低いと、ちょっとショック。 先日、学習相談会に参加した際、先生から 「成績にこだわり過ぎるな」「80点切って落ち込むな」 「それより卒業まで辿り着くことが大事」 と言われた。 成績の点数に強いこだわりがあるわけではないけど、万が一、海外の大学院に行きたくなった時のため

          課題頑張った結果がこれか・・と落ち込んでからの

          モチベーションに頼らない学習が功を奏した

          女の40代は自律神経の調整が難しくなる年代。 それが更年期障害につながったりする。 仕事して、帰宅したら大学の勉強をして・・・ してない時も大学の課題について考えたりしてて・・・って、 交感神経が優位な時間が長いし、副交感神経優位にうまく切り替えれているのかわからない。 だから、 今月からyogaをはじめた。 wellness to goのArisaさんの毎週日曜9:15~のYoutube LIVE Yoga に参加するようになった。600-800人くらい集まってヨガ

          モチベーションに頼らない学習が功を奏した

          芸大での冊子を作る課題の真意に気づいた社会人大学生

          とある科目の課題が某テーマで冊子を作ることだった。 全体講評で高評価を得た人に共通していたのは、冊子の中身より、なぜわざわざ冊子を作るのかという部分に高い独創性があった人たちだった。 授業のポイントを押さえたうえで、読者が食いつく共感性の高い面白い中身の冊子を作ることより、そっちだったのだ。 そういえば、需要高そうな売れそうなものを作れとは一言も言われていなかった。 長年社会人をやってるとビジネス脳になってる。 気をつけないと、自分が慣れているビジネス視点で課題をやっ

          芸大での冊子を作る課題の真意に気づいた社会人大学生

          1割の人しか達成できない最短卒業を目指すわけ

          生き急いでいるんじゃないか、と自分で思う。 でも45才、体が無理できなくなってきた。 がんばれるときにがんばっておきたい。 2023年10月に3年次編入し、2025年9月に卒業を目指している。 うちの学科は最短卒業できる人は1割しかいないけど、その1割に入れるペースで進んでる。(卒業率も3割) 学業のストレスがかなりあって、 こんなの3年も続けるのしんどい!2年ならがんばれる! というのがモチベーションの一つになっている。 でも卒業するために、入学したわけではない。

          1割の人しか達成できない最短卒業を目指すわけ

          現代アートの楽しみ方!京都現代美術ギャラリー訪問記(後編)

          「現代アートはわからない」って心のシャッター閉じて生きるのはもったいない。 私は、現代アートを楽しめるようになって、この世界の見方も楽しくなった。生き方にも影響を受けている。 私の楽しみ方↓ 「自分の好き」がわかるたくさん見ていくうちに、「自分の好き」がわかっていく。 現代美術が難しいからわからないのではない。 サッカーを何回か見ていくうちにルールがどんどんわかっていって、好きな選手が出てくるのと同じ。 すぐに「わからない」決めつけずに、回を重ねると自分なりの見方が備わ

          現代アートの楽しみ方!京都現代美術ギャラリー訪問記(後編)

          京都現代アートギャラリー訪問記(前編)

          「せっかく芸大生になったのだから、現代アートを楽しめるようになりたい。」からはじまった私の現代アートギャラリー訪問。 5-7月で訪問した12のギャラリーと、訪問してわかった楽しみ方のコツについて前編・後編に分けて書きます。 まずは、訪問したギャラリーから。 haraki contemporary寺岡海さんの個展「You (Me)」が開催されていた。 時間はこう流れている 世界とはこういうものです そう教えられてきた時間の流れ方、世界の在り方・・・ でもそれとは違

          京都現代アートギャラリー訪問記(前編)