どんなに自己投資しても成功できない理由
こんにちは!
江崎愛です。
ここ最近は自己投資が当たり前の時代になってきましたね。
私がこの業界に入った17年前は、まだ自己投資という言葉にピンとこない人が多かったイメージがあります。
そりゃそうです。当時はまだ【仕事は上司や先輩が教えるもの】だと誰もが思っていました。
ちゃんとマニュアルがあったり、社内研修があったり、教えた通りにやっていればお金をかける必要もなく、それなりにうまく行く時代だったと思います。
外部に習うと言えば趣味の習い事などがスタンダードでしょう。
では何故最近はこんなにコーチ、コンサル業が増えてきて自己投資が当たり前になってきたかというと従来のマニュアルが機能しなくなってきたからだと思います。
例えば、テレアポを例にすると、訪問販売法がどんどん改正されてコンプライアンスが厳しくなっていきます。
そんな中で上司が昔使っていたトークを使っても、コンプライアンスに引っかかったり、見込み客も営業され慣れてきているので昔のスーパートークが今ではありきたりな営業トークにしか聞こえなくなってきます。
対面営業も一緒です。
とにかくこの10年間で情報があふれ、交流会も増え、競合だらけになり、明らかにマーケットが変化しました。
この変化したマーケットに上司の【俺のやり方】は通用しなくなってきました。
そんなことに薄々気づいてきた業界から、外部に委託するようになってきたのでしょう。
私たちのような教育、研修業界としては嬉しい話なのですが起業して3~4年経った頃、大きな悩みがありました。
当時、営業教育教材の販売をメインとしていて、たくさんのお客様と関わらせていただいていましたがなかなかお客様の成果が上がらないのです。
教材のコンテンツはとても素晴らしく、今でもカッコイイ大人を支えているノウハウが詰まっています。
フォロー体制もしっかりあります。
どうしてこんなに良いものなのに成果が出ないんだろう・・・
お客様にとって意味のないものを売っているような罪悪感がありました。
でもその一方で牛木はその教材で実際に成果を上げているし、同じように成果が上がっている人がいるのは事実です。
モヤモヤしながら1年間くらい悩み、分析をしていました。
そんな時にネットで見つけた記事に「これが答えだ!!!」というものを見つけました。
その記事が【GRIT】というやり抜くちからについての内容でした。
成功に必要な能力はIQでも学歴でもなく、何かをコツコツ続けられ、諦めずにやり抜く能力だということなんです。
確かによく成功者が「成功するまでやり続けました」と言っているのを耳にしますね。
イチローも毎日の素振りやルーティーン、努力の積み重ねということは有名です。
確かに考えてみれば私のお客様で成果が上がらなかった人の共通点は、お金を払って満足し、教材に早い段階で飽きてしまい気付いたら違うセミナーに通っているという人達だったのです。
ここで気づきました。
今までと同じ営業をしていると、お金だけ払って成果が出ない人を増やしてしまう。。。
そこで考えた結果、セミナーを一生懸命受けるとか、教材をやろう!という伝え方ではなく、とにかくコツコツやり続ける!ということを最大の価値に置き、やり続けられる仕組みを提供することになりました。
それでできたセミナーが紹介営業専門学校®です。
ダイエットも一緒ですよね。
最近流行りのダイエット法や、テレビや雑誌の情報、サプリメントなど色々ありますがどんなにお金をかけても続けられなければ効果は出ないです。
逆に毎日ウォーキングを続けたり、少しの筋トレを毎日やったりすればお金をかけずに痩せる人もたくさんいますよね。
何が言いたいかというと
自己投資した自分に満足しないでほしい
のです。
【自己投資したのにやり続けない】これがどんなに自己投資しても成果が出ない理由です。
ちなみにGRITがある人は【やり続ければ成功すると自分自身を信じられる】人で自己肯定感が関わっているそうです。
自分に自信がないと「どうせ私なんて・・」と潜在意識で感じて続けられないのかもしれません。
そしてラクそうなオイシイ話になびいたり、セミナージプシーと呼ばれる人になりがちです。
自己肯定感を高めるためには、専門でそのようなことをやっている人もいますし、私がやっているのは【小さな成功体験の積み重ね】です。
まずは簡単なことからやってみて、できたら自己承認をする。
それを繰り返していくのです。
それだけで少さな自信がついてきて、努力を積み重ねることによって何か達成できた時は大きな自信に変化します!
自己肯定感が高まると依存から自立になり、人のせいではなく自分のせい、それに向き合える精神的スタミナがついてきます。
だから本当の意味で成長し続けられるのです。
小さなことからコツコツと。
GRITを育てましょう。
ではまた♪
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