刺さる雨
「ガザ・モノローグ」を聴きながら
柔らかな雨がそそぐ
紫陽花はしっとりと水分をまとい
鈍い光を湛えている
▼▼俺たちの日常がどんなものか
分かりますか?
報道で知る限りでも
強制と破壊に満ちた残酷な状況
子どもたちが未来を奪われ
多数傷つき殺されている
ミサイルの炸裂する音
銃弾の飛び交う音
木の葉に落ちる微かな雨音に浸る私には
とうていわからない
▼▼不安と恐怖の中 ひたすら走る
毎日その繰り返し
逃げ切れた人は自分が生き残ったんだと思う
その恐怖と緊張の日々に
耐えられそうにない
私ならすでに生きていられないだろう
余裕のある者の言にしか
聞こえないかもしれないけれど
▼▼いったいこれは何のためだ
世界は何をしているんだ
俺たちの命はここまで安いものか
ほんとに世界は何をしているんだ
公然と破壊と殺傷を正当化する権力者たち
日々殺される人々
命の重みがこんなにも違うなんて
▼▼実際には何が起きているのか
俺たちにはわからない
・・・・・・
全部悪い夢だったらいいのに
私も世界の一員
でも
世界がどうなってしまっているのか
わからなくなっている
悪夢でなければ
人類は滅亡に向かっているに違いない
▼▼俺はたくさんの成し遂げられなかった
夢とともに 死ぬ
もっと生きたいって
心で叫びながら死ぬ
生きるというのは
選ばれた者でなければ
許されないものなのか
どうすれば人類は救われるのだろう
▼▼引用 「ガザ・モノローグ2023」
「ガザ市からラファに追いやられ」より
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みなさん、いかがお過ごしですか。
夏至の日、東海地方もやっと梅雨入りしました。
すでに蒸し蒸しで、私はバテ気味です。
今回の内容は、
「ガザ・モノローグ2023」を聴きながらの
私のモノローグです。
いまだにパレスチナは破壊と殺傷に満ちています。
どうしたら暗黒から脱出できるのでしょうか。
来週も水曜日か木曜日に更新する予定です。
また見に来てください。
私もみなさんのページを訪ねます。
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noteへの投稿から生まれたフォトポエム集です。