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ふるるる
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ふるるるふるるる
まわりつつ
ふるるるふるるる
染まりゆく
じゅくじゅく暑き
昼下がり
ざらざらいのちの
すがるのは
色付き初むる
瑠璃の玉(たま)
東の空の雲間より
瑠璃の光の
差し入れば
揺り籠のごとく
慰撫されて
ふるるるふるるる
倍音の
音色しみじみ
降り注ぎ
いのちしっとり
起ち上がる
あちらこちらを
ながむれば
るりいろに
しみそむるに
ちいさきいのちの
やすらうて
ふるるるふるるる
そよかぜにゆられ
![](https://assets.st-note.com/img/1690175827180-zwlQMJ9tBf.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1690175887878-xN64XEF3F0.jpg?width=1200)
撮影地 会津若松市 御薬園(おやくえん)
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瑠璃玉アザミという幻想的な花・薬草、御薬園という場所から、
瑠璃光如来である薬師仏(衆生を病苦から救い、災難を除くと言われる)、そして、浄瑠璃を連想しました。
花がもっと瑠璃色になっていると写真の説得力が増したかもしれませんが、
受容者に時間の推移を想像してもらうには、これくらいの方がいいのかな?
はたしてみなさんに伝わるように表現できているかどうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1690176121449-ealqMG8VQd.jpg?width=1200)
来週も木曜日に更新する予定です。
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