じゃがいもに教えてもらった、未来のためにできること。
未来に想いを馳せることは、なかなか難しいと思う。
日々の生活に追われて、先のことを考えるのは後回しになりがちだ。
でも、未来を見据えて行動することは、今に輝きをもたらすとも思う。
私は今、ライターになるという目標に向かって勉強している。
「次はこんな記事を書いてみよう」「SEOってこういうことか!」など、新たな経験ができて毎日に刺激がある。
このような個人的な目標であれば、叶えるために積極的に行動できる。
でも、これが世界規模のことになったらどうだろうか。
「海のごみを増やさないために、なるべくプラスチックは使わないようにしましょう」という言葉を、最近よく耳にするようになった。
プラスチックが海に流れてしまうと、海の生き物に影響が出てしまうから、もちろん大事なことだと思う。
でも、なかなか自分ごとに思えなくて、行動に移せない。
いったいどうすれば、行動できるようになるのだろう。
少し考えてみたいと思う。
先ほど、未来を見据えて行動することは、今に輝きをもたらすと書いた。
ここで言う未来を、世界規模の課題を解決できる未来、としてできることを考えてはどうだろう。
私がライターを目指して勉強するなかで毎日に刺激を感じるのは、日々できることや経験が増えることで、目標に一歩近づいた気がするから。
同じように、課題の解決に向かって行動することで、一歩近づいた!と思えればいいのではないか?
そうは言っても、新たな行動を起こすのは難しいので、あくまで日常でできることがいい。
私が思いついたのは、フードロスの削減について。
毎日料理をする主婦としては、いかに効率的に食材を活用するかは毎日の課題である。
だが先日、大きなミスを犯してしまった。
スーパーで安かったから買っておいたじゃがいもに、いつの間にかカビが生えている…
袋に4つほど入っていたが、全滅だった。
こんな悲しいことはない。無駄にしてしまったじゃがいもに、生産者の方に、申し訳なくなった。
必要な分だけ買うことや、家にある食材を活用することの大切さを、身に染みて感じた。
これはかなり個人的な話だが、家庭でのこのような廃棄が積み重なると、大きな問題へと発展する。それがフードロスなんだな。
こういう小さなしくじりを、一人一人がちゃんと心に刻んで、二度と同じことのないようにする。
それだけでも、地球規模の課題を解決できる未来に、一歩近づけるんじゃないだろうか、そう思った。