
周南地域のいちごの魅力を深掘り!食べ比べもしてみました
こんにちは!周南市市民ライターのヒトミです。
周南市では、トマトやぶどうなど、さまざまな農作物が栽培されています。JA山口県の直売所「菜さい来んさい!」では、新鮮な野菜や果物が購入でき、普段から利用されている方が多いのではないでしょうか。
私も冬場はいちごを求め、いつも以上に足を運んでいます!いちごの生産地といえば、栃木県や福岡県のイメージが強いですが、実は周南市でもたくさん栽培されているんですよ。
そこで今回は、子どもから大人まで大人気の「周南地域産のいちご」について調査してみました。
※この記事は、周南市の魅力をPRする周南市市民ライターの活動として発信しています。
※この記事での周南地域とは、周南市熊毛地区、新南陽地区、光市のことです。
周南地域のいちごの歴史と特徴
今回周南地域のいちごについて調べるにあたり、JA山口県周南統括本部の中村さんにお話を伺うことができました。
周南地域でいちご栽培が始まったのはいつ?

周南地域でいちご栽培が開始された時期については正確には分からないそうですが、中村さんが調べて下さった限りでは「昭和45年頃には始まっていたのではないか」とのことでした。
平成の中頃には生産量が徐々に増え、平成の終わりにはIターンの専業農家さんも加わり、出荷量がさらに安定したそうです。
今まではJA山口県の直売所「菜さい来んさい!」での販売が主流でしたが、より安定して出荷できるようになったことで、アルク、マックスバリュ、ゆめタウン、イオンなどのスーパーでも周南地域のいちごが購入できるようになっています。
普段のお買い物のついでに、地元の旬の味覚を気軽に買えるようになったのは嬉しいですね。
周南地域はいちご栽培に適しているの?

いちごは気温5〜6度以上の環境下で育てる必要があり、基本的にハウス栽培されます。そのため、豪雪地域を除き、全国的に作られている野菜です。(いちごは果物ではなく、野菜に分類されるそうですよ!)
周南地域は比較的温暖な気候で暖房費が極端にかかるということもなく、栽培に適しているといえます。
周南地域で多く栽培されている品種は?

周南地域で多く栽培されているのは、「かおりの」と「さちのか」です。確かに、直売所でもこの品種はよく見ますよね。
かおりのは三重県生まれの品種で、山口県の推奨品種です。甘味が強く、お子さんにもおすすめ!
さちのかは、酸味と甘味のバランスがよいことが特徴です。果肉は固めで、比較的日持ちもします。
受験生応援「合格いちご」もおすすめ
JA山口県周南園芸部会いちごグループでは、「合格いちご」を12〜2月いっぱい販売しています。
合格いちごは、光市の冠天満宮で祈祷を受けた苗からなった選りすぐりのいちごを詰め合わせにした受験生向けの商品です。
いちごは健康に良いビタミンCが豊富なことから、「風邪や病気をせずに受験を頑張ってほしい」という思いが込められています。今年の12月からも販売予定のため、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
「かおりの」と「やよいひめ」を食べ比べしてみました

今回は、山口県の推奨品種「かおりの」と、スーパーではあまり見かけない「やよいひめ」を「菜さい来んさい!」で購入しました。
いちごは品種によって香りや歯ごたえ、酸味と甘味のバランスなどが大きく異なります。せっかくなので、この2種類を食べ比べしてみました。

まず実の形ですが、かおりのは丸っこく、やよいひめは縦長です。

半分にカットしてみると、かおりのは果肉が白っぽく、やよいひめは赤みがあります。こうして比べてみると見た目だけでも違いがありますね。
肝心の味ですが、中村さんからお聞きした通りかおりのは酸味が穏やかで甘味を強く感じました。果肉は比較的しっかりしていて食べ応えがあります。
やよいひめは、かおりのと比較すると酸味が強く、すっきりとした味わいです。後味さっぱりで果肉がかためなので、ケーキ作りにもピッタリ!
いちごは、生産時期や肥料などにより味わいが大きく変わります。菜さい来んさい!では生産者の方の名前がラベルに書いてあるため、お気に入りの農家さんを見つけるのも楽しいかもしれませんね。
中村さん曰く、2月までのいちごは特別おいしいとのこと!時期による味の変化も感じてみてください。
周南地域ではおいしい農作物がたくさん栽培されています!
スーパーではさまざまな県の野菜や果物が手軽に購入できますが、やはり地元で採れたものは新鮮でおいしさも格別です。
周南市ではいちごのほか、トマト、ほうれん草、ぶどう、梨なども多く栽培されています。ぜひ周南地域のおいしい農作物を味わってみてくださいね!
JA山口県 農産物直売所「菜さい来んさい!」徳山東店 基本情報
所在地:〒745-0809 山口県周南市久米中央4丁目10番5号
電話番号:0834-33-8433
営業時間:月〜金曜日 10:00〜13:00
#プロモーション #シティプロモーション #周南市 #周南市市民ライター #いちご #食べ比べ #かおりの #さがほのか #やよいひめ #旬の食べ物 #JA山口県 #菜さい来んさい !#地産地消 #旬の味覚