【就活体験記】コロナ禍を駆け抜け、学校教師になる道を辞退し、靴メーカーに入社するまでの話
●はじめに
こんにちは!
株式会社リゲッタ 営業部のれんちゃんです。
今の時期、就職活動まっただ中の方も多いかと思います。
今年で社会人4年目となる私も、4年前は就活生でした。
内定が貰えない焦りや、未来に対する不安、
自己PRが分からない、面接が上手くいかない、そもそも何がしたいのか分からない。
そんな悩みを抱えている方がほとんどではないでしょうか。
私も同じく、たくさんの悩みや葛藤を乗り越え、株式会社リゲッタに入社しました。
しかもかなり…波瀾万丈な就活体験をした自覚があります!笑
私の就活体験記を通して、少しでも就活生のみなさまの参考と励みになればと思います。
●就職活動スタートダッシュ!が出来ない
2020年2月
大規模な就活イベントへの参加を予定していました。
友人たちと着慣れないリクルートスーツを身にまとい、「ここから就活がスタートするんだ!」と息まいていたのですが…。
政府が新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、大規模イベントに対して2週間の開催自粛を要請。
就活イベントも軒並み中止に…。
スタートダッシュを息まいていた21卒の私たちは、突然の出来事に全くついていけず、
ただ情報を待つしかありませんでした。
3月になると外出自粛の要請もあり、
各リクルートサイトでも、数々の企業が新卒採用中止や延期のお知らせを流し始め、
それまでは「売り手市場」だと言われていた新卒採用の場も、一気に「買い手市場」になりました。
ただ、企業側もWeb説明会など、非接触で行えるものに切り替え始め、
当時はあまり普及していなかったZOOMやMeetなどで就職活動っぽいことはできていました。
4-5月、緊急事態宣言が発令され、本格的に何も出来なくなります。
この2か月間は学生も社会人もほとんどが「おうち時間」を過ごしていたのではないでしょうか。
当時の友人とのLINE会話が残っていました↓
大学は休学を延長し、卒業できるのか、就職できるのか、バイトも出来ず収入がない。
先が見えない不安がよく分かりますね。
●今までの就活ルールが通用しない!
6月になると、ようやく就活らしいことが出来るようになりました。
エントリーシート受付や、Web説明会も頻繫に行われるようになり、そして、Web面接なるものが登場していきます…!
Web面接!!?
当時の私たちは一気にパニックです。
大学で教えてもらった就職活動のルール、ネット上にある就職活動のポイント、その全てが「対面」を前提とした情報でした。
Web上で面接する際どうしたらいいのか、手探りでやっていくしかありませんでした。
正直、就活生も企業側も、かなり手探りの状態だったと思います。
Web面接に限らず、インターンシップやOB/OG訪問など、コロナ禍によって出来ない就職活動のステップはたくさんありました。
●教師か?企業か?
6-8月、
教員採用試験(※1)や、教育実習が始まりました。
私は、学校教師になるための勉強をしていたので、自然と「教師になる」という選択肢がありました。
それでも、やらなかったと後悔したくなかったこともあり、一般企業への就職活動も並行して行なっていたため、
自分は教師になりたいのか、企業に勤めたいのか、選択を迫られることとなります。
9-10月
教育実習を終え、教員免許を取得できる見込みがついてからも、なかなか内定はもらえず、教員採用試験も途中で落ちてしまい、卒業後は非常勤講師(※2)として働こう、と考えて始めていました。
この頃になると、すでに内定者を持っている企業も多く、エントリーしても返事がない、なんてことはザラにありました。
そして、2021年2月。
あと少しで卒業というのに、私はまだ就職先が決まっていませんでした。
非常勤講師になるには、4月以降、市からの非常勤講師依頼の電話を待たなければならず、まさに崖っぷちでした。
そんな中、とある学校の常勤講師採用募集が始まりました。
早速、学校の採用試験を受けました。
もちろん、このチャンスを逃してたまるかと必死でした。
結果、無事内定をいただきました!!!!!
…が、せっかくいただいた内定を受けるか迷っていました。
それは、採用試験であまりにも“自分が尊重されていない”と感じたからでした。
教員免許を持っていて、人手が増えれば誰でもいい。
そんな空気を感じたのでした。
そこで自分は働けるのだろうか?と、不安は募る一方でした。
●株式会社リゲッタとの出会いと面接
学校の内定をいただいた数日後、
株式会社リゲッタで新卒採用の面接がありました。
リゲッタにエントリーした経緯は本当に偶然で、
いつもは見ないリクルートサイトをたまたま見た時、「楽しく歩く人をふやす」を理念に掲げるリゲッタを見つけました。
就活経験のある方は分かるかと思いますが、企業の理念というのは堅苦しいものがほとんどです。
にも関わらず、「楽しく歩く人をふやす」という、ストレートで温かさも感じる理念を掲げるリゲッタという会社に、ものすごく興味を持ったのでした。
リゲッタでの面接の日、
ドキドキしながら会社へ向かうと、ふわっふわのソファがある部屋へ通されました。
この部屋、社内ではフューチャーセンターと呼んでおり、ミーティングや来客対応に使用しています。
(実はGoogleマップでも見れちゃいます。)
今まで、面接と言えばパイプ椅子に座るものだったので、度肝を抜かれました笑
この時、私を面接してくださった2名のうち、1人がけーさんです。
けーさんは下記の記事にも登場しています!
↓
面接内容は、志望動機や質疑応答など、いわゆる普通の面接でしたが、
他と違うのは“自分が尊重されている”と感じた点でした。
就職面接となると、「何故ここで働きたいのか」「自分がどのような活躍ができるか」など、自分のアピールの場というのが普通だと思います。
リゲッタの面接では、自分のアピールもしましたが、
面接官のお2人が、私に興味深くたくさん質問してくださいました。
エントリーシートに書いた、特技や趣味について、これまでやってきたことについて、お話ししました。
もちろん、面接なので採用するか否かの視点を持って質問していたと思います。
ですが、面接というよりは、対等な人として、相手のことを知ろうとしてくださっているように感じました。
それが何より、「この会社で絶対働きたい!」と思ったきっかけでした。
●選択の時
リゲッタの面接合否が出るよりも早く、学校の内定承諾期間の締切が先に来ました。
内定が確定している学校を取るのか、
それとも、一か八か、働きたいと思った会社の合否を待つのか。
究極の選択を強いられました。
学校の内定を辞退しても、リゲッタで働ける保証はない。
逆に、内定を承諾した後、リゲッタから内定をいただけた時、自分は後悔するだろう。と考えました。
自分はリゲッタに賭けよう。
と踏み切りました。
震えながら、学校側へ内定辞退の電話をしました。
本当に申し訳なく、不甲斐なかったことを覚えています。
それまで、4年間教師になるために勉強していたはずが、
不思議と学校で働く自分よりも、リゲッタで働く自分の方が鮮明に想像できたのでした。
リゲッタから内定の連絡をいただくまでは、
本当に生きた心地がしませんでした…笑
不採用でも、アルバイトで雇ってもらえるように電話しよう…と考えていたほどでした。
●就活生のみなさまへ
ご存知のとおり、無事内定をいただき、今もこうして株式会社リゲッタで働いているわけですが…。
就職活動は、人生における重要な選択の場です。
しかし、焦りや重圧から、本来の目的を見失ってしまうのはもったいないな、思います。
大切なのは、自分自身の価値観や将来像を明確にした上で、後悔のない選択をすることです。
今までの勉強や経験が必ずしも就職に繋がるわけではなく、進学や起業など、全く異なる道を選んだとしても、納得感を持てるかが大切です。
私の場合、“自分らしく働けるか”がポイントでした。
私の経験が、少しでもみなさまの参考になれば幸いです。
株式会社リゲッタが気になった方は、こちら!
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ライター:れんちゃん
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