詩をかいてみました。「舞台」
筋書き通りに人生がいったとして
それが何になるのだろうか
シナリオをつくった人が言う
「監督は俺だぞ」と
人生の主役は君だとか
大きな声の人が言うが
主役を気取って舞台で踊って
恥をかいたら誰の責か
規律正しい音楽を
壊してしまいたくなる日々と
人や物がひしめき合う
スラム街のような日々だった
筋書き通りの人生を
美しいと思うのも
それはそれで感性で
ただ私は歌いたかった
高らかに歌いたかった
助監督だろうが照明係だろうが
村人Bだろうが構わない
私の舞台であればいい
私の心と感性が
そこに存在すればいい
観客としてみていても
いい舞台だと言えるような
人生の舞台があればいい
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