2024年10月26日の夢
私は英語の授業を受けている。
大きな部屋に人が沢山いて、中学や高校のように机が並んでいるが、生徒はみな社会人。私服。
若くて明るい女性の先生(日本人)が、楽しそうに講義している。
私は少しでも英語に触れたいので
「ネイティブが英語で喋りまくる授業がいいのに…」
と思っているが、この先生は語源についてとか、前置詞の微妙なニュアンスとか、日本語でないと説明が難しいようなことも話してくれて、これはこれですごく勉強になる。
ところがマニアックなことばかりだと食いつきが悪いと思ったのか、突然
「私が芸能人と結婚できたのは英語が出来たから。英語を教えているうちに仲良くなったんですよ」
とか
「英語ができるとできないとじゃ、年収に大きく差が出ますよ」
などという、私にとってはどうでもいい話がはじまって、クラスは盛り上がっているけれど、私はがっかりする。
「あー、さっきの話の続きをして! 語源のことがもっと知りたい」
「結婚とか年収はいいから! 私は原書を沢山読みたいだけで、年収が上がってもしたいことは本を読むことで、今と何も変わらないから」
「これからフランス語とか台湾華語とか、英語だけじゃなくて他の言語もやらなきゃいけないんで。とにかく忙しいんでさっさと勉強進めましょうよ…」
と思う。
思うが、周囲が盛り上がっていて何も言えない。
仕方なく辞書を読み始める。
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