1850…これは何の数字でしょう?
先日、同年代のお客様と「人生の残り時間」の話になりました。
お客様「私達は50代前半でしょう? えーっと、(スマホで検索)女性の平均寿命は87歳みたいね。ということはあと約35年ね」
私「35というと…本当にあっという間ですね」
「健康寿命を考えるともっと短い可能性もあるわよ。もちろん87歳を過ぎてもぴんぴん元気な人もいっぱいいるけど」
「でも現実的に考えたら、いつまでも元気だと思わない方がいいですよね」
「まあ悪い想定しとくのも悪くないからね。やりたいことはどんどんやらないと。
私は一年ごとに区切るとざっくりしずきると思っていて、あと何週間残っているかな…と考えることもあるの」
「何週間?」
「あと何日残されているか、だと365(日)×35(年)で12775。あら、このくらいならイメージできるか…いやね、昔は残りの日数が多すぎてちょっとイメージが難しかったの、だから週数にしてたのよ。
ちなみに…あと35年とすると…(スマホで計算)私達には1820週くらい残っているわね」
「1820円…少なっ…」
「円じゃないから」
「いや、私はあと約36年はあるんでもう少し増えるはず…」
「(スマホで計算)それでも1872よ。女将さん、51歳になってしばらく経つだろうから、約1850ね」
「微妙な数字…うちの店ならお蕎麦と一品とお酒も飲めますけど、ぎりぎりです…」
「円じゃないから」
「1850週って言われてもイメージが…あ、でもこの数字って…」
「私の一生、あと一升…と(笑)」
「大事に吞みましょう」
「大事に大事に呑みましょう」
(おわり)
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